サブタイトルは、「”水槽に浮かぶ死美人”を追った殉職刑事の執念」
ある日、集団自殺事件が発生した。早紀と一馬は現場である郊外の廃墟となったホテルに急行する。
事件が発覚したのは、「インターネットを通して知り合ったメンバーと自殺を図った」という女性の声での110番通報だった。その女性は、怖くなって逃げ出したらしい。
現場の空き部屋には男女二人が倒れていて数個の七輪がおかれてあった。女性はまだ息があったため病院に搬送されたが、男はすでに絶命していた。所持品から、女は田村麻里(持田真樹)、男は亀井幸雄(小野寺拓海)と判明した。亀井の死体には、廃材から飛び出した釘が太腿に突き刺さっていた。
名取裕子のファンである。年増になって母親の役をなるようになって一皮むけたようだ。宅麻伸とのコンビネーションもぴったりである。
ゲストの中山忍も美しい。
彼女の実物を知っている。撮影があったのか、早稲田大学文学部前で見かけた。
こう言う人は年を取ってもキレイなのだ。実は姉よりもキレイだと思う。
今回は一人の刑事が殉職する。ゲストに予算もかけている。サブタイトルも明智小五郎風だ。
夏の期首番組を目指したのだろう。一週間速かったが・・・
脚本:今井詔二
法医学監修:西丸與一
音楽:岩間南平
監督:山本邦彦
主な出演:
名取裕子、大学の法医学者・早紀
宅間伸、早紀の夫一馬、警部
西村和彦、一馬の部下
田中健、大学の解剖学者
西岡徳馬、プロダクションの社長
持田真樹、心中の生き残り、西村和彦に元気づけられる。
中山忍、大学の助手
五十嵐めぐみ、担当検事、この人を見ると、明智小五郎を思い出して仕方がない。
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