この日は時計がかかっていた。
しかしペースが緩むと意外に追い込みも決まっていた。
本番は二強で決まらないと思う。何かから二強への馬単表裏で勝負か。
しかし馬券販売システムが変わっていて、思い切り時間切れになってしまった。狙いはサミットストーンだったが、、、
レースはコパノリッキーが逃げ、体を作ってきたホッコータルマエが大名マークの展開。内から今回ラストランで馬体を絞ったワンダーアキュートが追いかける。
サウンドトゥルーは中団でゆっくりと構えている。
ペースは速いなと感じた、スマートファルコン全盛期ならいざ知らず、これはどちらかが崩れワンダーが漁夫の利を得るか。
しかし2分4秒台とみていたレースは思ったより速く、ホッコータルマエが直線で買わして先頭に立ちコパノとワンダーアキュートを置き去りにしていくが、
じっくり構えていたサウンドトゥルーが四角で外からまくり上げて、ゴール前ホッコーを一気に差し切り見事優勝。
1馬身3/4を付けられ2着はホッコータルマエ、3着は引退戦のワンダーアキュート、4着はコパノリッキー、5着はナムラビクターだった。
サウンドトゥルーの勝因はホッコータルマエが追いかけすぎて作り出した超ハイペースで、今まで1800Mしか勝てなかったから2000Mのレースは初勝利だ。
美浦、高木登厩舎と大野拓弥騎手との組み合わせは非常に強くて、昨年のスプリンターズSのスノードラゴン以来の2年連続G1勝利である。
生産者岡田スタッドはミホランザン(1973朝日杯3歳S)、マツリダゴッホ、スマートファルコンと年末に強いブリーダー。ラフィアンの岡田さんのお父さんから弟さんが受け継ぎ経営する新日高の牧場だ。
というわけで主要競馬レースは終わり。
今年はさんざんな結果だった。
すべて最後の年末ジャンボのための伏線なのだがw