函館二歳S二着のタケデンタイガーが果敢に先頭に立つ。
二連勝中のキタサンブラックはまた二番手からの競馬。
フォワードカフェ、ダノンメジャー、マイネルシュバリエが三番手集団。
二歳チャンピオンのダノンプラチナは休養明けで掛かり気味に中団、それをマークする形でリアルスティールは追走。
ベルーフは内埒沿いを行く。
前半は前日のフラワーCより遅い62秒5。前残りの予感。

三角でタケデン、キタサン、ダノンメジャーが先頭を雁行、ほかは置かれ気味。
プラチナは手応えが悪くリアルスティールは仕掛け遅れ。

直線を向いてキタサンが先頭に立ち突き放す。
ようやくプラチナが二番手に上がるが一杯になり、リアルスティールが直線外からしっかり伸びて先頭に迫るがクビ差届かず。

結局キタサンブラックが優勝、時計はフラワーCより0.3秒速い1分49秒1。
リアルスティールが二着、3/4馬身離れた三着はダノンプラチナ。

四着に内埒添いを伸びたベルーフ、五着は七番人気のダノンメジャーが粘り込んだ。

鉄板の一番人気だったリアルスティールは確かに最後の伸びは文句なかったが、6キロ増の馬体を持てあましたかコーナリングが甘かった。
今の中山は追い込みにくい馬場状態と言え、皐月賞で多頭数を捌くのに苦労しそうだ。皐月を捨ててダービー狙いになるだろう。
ただ、外人騎手大好きのサンデーレーシングだけに福永がダービーに乗れるかどうかもわからない。
ジャスタウェイでの失敗も記憶に新しい。
ウィリアムスが来日なんかしたら切られるかも知れない。

リアルスティールは弥生賞馬サトノクラウンと比ると器用さが足りない。
福永は二頭のうちリアルスティールを選んだと言っているが、サトノクラウン側からすれば外人騎手が空いて嬉しいんじゃないかな。

飼ったキタサンブラックは楽なペースだったとは言え、上がりは34秒4だから皐月賞でも重要な一頭。
久しぶりに表彰台に上がる北島三郎を見た。

それ以上に蛯名のダノンプラチナは2000mを意識した騎乗で本番の上積みは見込める。

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スプリングS 2015 キタサンブラック

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