今までG1何連敗もしていたセガサミー総帥里見治氏が9月、国税局に何億もの申告漏れを指摘されて以来、逆に競馬G1の確率変動に入った。まだ今年のトータルではマイナスだろうけど、果たして有馬記念はサトノダイヤモンドか、今年の漢字が金になったゴールドアクターかサブちゃんのキタサンブラックか。
フランケル産駒の牝馬ミスエルテが朝日杯1番人気だった。しかしレースでは内の武豊のタガノアシュラが行く姿勢を見せなかったため、逃げたボンセルヴィーソとマル地のトラストが途中からどスローを演出し、結局大外の追い込み競馬になってしまった。
17番枠にいた6番人気の四位サトノアレス(藤沢厩舎)が1分35秒4の凡タイムで優勝しその後ろからついてきたモンドキャンノが2着、ボンセルヴィーソが3着に粘り、ミスエルテは4着まで。
レースのレベルは低いが、ミスエルテは不向きな展開だったから悲観することはない。
牡馬の方では来年クラシックで人気になるような有力馬はいないだろう。ただし勝ち馬は距離が伸びたほうが本領を発揮するかもしれないが。
朝日杯FS 2016 サトノアレス