監督 キング・ヴィダー
原作 レオ・トルストイ
脚本 エンニオ・デ・コンチーニ
撮影 ジャック・カーディフ、アルド・トンティ
音楽監督 フランコ・フェルラーラ
作曲 ニーノ・ロータ
配役:
オードリー・ヘップバーン (Natasha Rostov)
ヘンリー・フォンダ (Pierre Bezukhov)
メル・フェラー (Andrey)
ヴィットリオ・ガスマン (Anatole Kuragin)
ジョン・ミルズ (Platon Karatsev)
ハーバート・ロム (Napoleon)
アニタ・エクバーグ (Helene) ☆
ご存じ、トルストイの名作の映画化。
ナポレオン戦争の頃のロシアのお話だ。
オードリーのナターシャ、アニタ・エクバーグのヘレンは良いとして、男優の配役に長年疑問を感じている。
ピエールがヘンリー・フォンダとか、アンドレイがメル・ファーラーとか、誰がキャスティングをしたら、こうなるのか、不思議だ。
DVDの映像で見ると、ますます違和感が募る。
また今回、ナポレオンがハーバート・ロムだと、はじめて知った。
ヌードも辞さぬ名演技だった(笑)
ハリウッド版は3時間あまりの長さだ。
一度に見てしまうと、中心人物が不在で、途中でだれてくる。
☆
一方、ソ連版はさらに長尺な6時間版だ!
連続テレビドラマのつもりで、何回かに分けてみなければいけないだろう。
しかし凝った作りらしくて、なかなか良いという話だ。
女優の実際の成長に合わせて、ナターシャのシーンを撮影したと言う。
男優の配役も原作のイメージに近い。
値段は高いが、一度見てみたい。
ハリウッド版の予告編。
ソ連版の舞踏会デビューシーン。
戦争と平和 パラマウント 1956