土曜の阪神は雨の影響が残って、少し時計がかかっていた。
午前中は外から追い込みが決まっていたが、特別2レースはペースが上がらず先行や逃げ切りが決まった。
芝で人気を背負ったディープインパクト産駒は2着1回、3着2回、サンデーサイレンス系の力馬タイプが良かった。
騎手では相変わらず福永が絶好調。
しかしまた雨が夜降れば明日も馬場状態は午前中悪くて天気が回復にするにつれよくなるだろう。
某紙は予想タイムを2分10秒7としている。
これは今晩の天気次第だが少し速すぎるように思える。
考えられるのは、横山ゴールドシップが好発進で出て、ヴィルシーナの背後に付けるレースだ。
ジェンティルドンナ、ウィンバリアシオン、メイショウマンボという色気を持っている馬たちはすかさずゴルシを追いかけてペースが自然と上がる。
誰が勝つにしろ、時計は予想ほど速くならない場合、穴は外から追い込む馬。
ホッコーブレーヴ、ヒットザターゲット、フェイムゲームなどが面白い。
中でもヴェルデグリーンは中山2200の鬼だし、ジャングルポケット産駒だからこういう馬場も合っている。
それが単勝最下位人気とは・・・
まずは今年の天皇賞・春を復習。

中団から直線で追い込み、あわや2着かと思われたホッコーブレーヴ。馬主の勢いが出ている。
フェイムゲームは出遅れたが最後に直線でゴルシに買わされながらゴール前でよく差し返した。
ゴルシは出遅れたし、人気は背負っていたし、京都競馬場はかっかと来て菊花賞以来走らなくなったし、あれを物差しにすると全然良くなさそうに見える。しかし阪神大賞典では、スローを押さえながら先行して楽勝だった。京都とは違う馬なのだ。

天皇賞でフェノーメノと競り合って2着に敗れたウィンバリアシオンが一番人気をゴルシと争っている。
前々走の日経賞では完勝している。

ホッコーブレーヴはこのとき最内でなく、大外から追い込んで2着に食い込んだ。
次はジェンティルドンナが買ったドバイシーマクラシック。

デニムアンドルビーはこのときの逃げたイメージが強く残るが、今回も前走のように押さえて出るだろう。
その前走ヴィクトリアマイルはヴィルシーナとメイショウマンボのワンツーだった。

ヴィルシーナは二走続けて好走するとは思えない。だいいち天敵のジェンティルがいる。
メイショウマンボは叩き三走目で最高潮に達するはず。
デニムアンドルビーも展開さえ向けばJCの再現はありうる。
ゴルシは出遅れる癖があるが、その場合はウィンバリアシオンに千載一遇のチャンス到来。
ジェンティルは斤量にうるさそう。56キロ以上では一度も勝てない。
力馬のメイショウマンボは前走の苦手なマイルでも好走した。
馬主の地元だけに四頭の牝馬の中では上位に割り込む可能性が高い。

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