有川博の朗読である。
「張込み」と違って、主人公が女なので、少し違和感がある。
渋い声を出す男の俳優は、女の声色が苦手だ。
印刷所の主人は長く患い、いまは自宅の2階で休んでいる。
妻は印刷の仕事で手が放せないので、派出看護婦を夫に付ける。
自分より器量の悪い女である。
しかし、なぜか妻は不安を覚える。

昭和52年2月に東芝日曜劇場でドラマ化されている。
十朱幸代が妻役で、山口崇が夫役だ。
誰が看護婦役だったか思い出せない。
渡辺美佐子だったか?
神保共子というのもありそうだ。

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