クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの伝記映画。世界中で大ヒットして、アカデミー賞では、主演男優賞など四冠に輝いた。ブライアン・シンガー監督作品。
 

 

 

あらすじ

 
フレディ・マーキュリーは容姿にコンプレックスを持つ青年だが、類い希な美声を持っていた。やがてボーカルが抜けたインテリばかりのバンド「スマイル」に採用され、クイーンを結成する。アルバムを自主製作したところが、EMIに認められメジャーデビューする。途端に日本から火は付き、人気バンドになる。やがてフレディはハウスマヌカンのメアリーと婚約する。
彼らはアルバム「オペラ座の夜」制作前に重役と曲の長さについて揉めた。フレディは自らラジオに出演し、大衆の支持を得る。
アメリカでのコンサートも大盛況でフレディはスターになるが、セクシュアリティーについても悩みを抱えていた。ある日、メアリーにバイセクシャルと打ち明けるが、あなたははゲイよと突っ込まれる。メアリーは別の男性と付き合い、フレディはパーティー三昧だ。ついにクイーンから離れ、ソロデビューを果たす。その裏には、ホモセクシャルの孤独さや個人的マネージャーのポールの陰謀があった。
メアリーは行き詰まったフレディを訪ね諭す。目が覚めたフレディはポールと別れ、クイーンに戻る。そして急遽ライブエイドの出演を決める。
彼はかねてから体調不良に悩まされていたが、診察の結果エイズを発症していると分かる。彼はバンドのメンバーに打ち明けて、共にライブエイドに全てを掛けようと誓い合う。
そして思いを寄せていたジムに告白し、ともにライブエイド会場に向かう・・・。
 

 

雑感

 
フレディ・マーキュリーの生まれは英国の保護国だった、東アフリカにあるザンジバル王国(タンザニア沖の島国)。インド系移民の子でインドで教育を受けた。ゾロアスター教徒である家族とともにザンジバル革命(タンザニアと統一国家になる)の際に英国に亡命している。
 
ラミ・マレックは見事な喉を披露した。とくにラストのライブエイド・シーンはリアルと見分けが付かない。
また他のメンバーにも焦点を当てたシーンがあり、クイーンのファンには貯まらない。
でも重たい内容でもあるので、リアルタイム派の自分としては、しばらく見たくない。体力を消耗する。
劇場で何回も見た人がいるが、体力があるなあ。

 

スタッフ・キャスト

監督 ブライアン・シンガー
脚本 アンソニー・マクカーテン
原案 アンソニー・マクカーテン、ピーター・モーガン
撮影 ニュートン・トーマス・サイジェル

配役
フレディ・マーキュリー – ラミ・マレック (アカデミー主演男優賞)
ブライアン・メイ – グウィリム・リー
ロジャー・テイラー – ベン・ハーディ
ジョン・ディーコン – ジョゼフ・マゼロ

メアリー・オースティン – ルーシー・ボイントン
ジョン・リード – エイダン・ギレン
ポール・プレンター – アレン・リーチ
ジム・ビーチ – トム・ホランダー
レイ・フォスター – マイク・マイヤーズ
ジム・ハットン – アーロン・マカスカー
 

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