中山競馬場芝2000m、晴れの良馬場だが、寒波が到来したので芝の状態は良くなくて時計が掛かる。
ご覧の通り、新馬戦を勝ったばかりでデムーロの騎乗するサートゥルナーリア(父ロードカナロア、母シーザリオ)の完勝である。先行して内で好位に抑えてアドマイヤジャスタを外から先に行かせて直線を向くまで力をためる。直線では一瞬の隙を突いてアドマイヤとブレーキングドーンの間から一瞬で抜き去ってしまう。勝ち時計は2分1秒6で古馬500万より0.4秒速いだけだが、見所はあった。勝ち馬の上がり35秒3も上がりが掛かっていたので、それほど気にすることはない。
勝ち馬は中山に向いた瞬発力タイプだ。持ったままだったから、まだ上昇分は残されているだろうが、たまに鞭を入れられると走らない馬もいる。
重賞二連勝中で三着の1番枠ニシノデイジーは外から馬が来て掛かっていた。それでも最後は3着を死守したから、1800mまでなら走るだろう。
ただクラシック戦線では、サートゥルナーリア以外は苦戦しそうだ。
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