超低予算で高収入を得た作品。
ドキュメンタリー映画を撮影しに、人里離れた森の奥地に行った学生三人が消息を絶つ。その後彼らの撮影したビデオだけが発見され、編集して映画化したという設定。
実際は低予算の劇映画である。モブのセリフも全て脚本である。
あらすじ
1994年、映画学校の三人組(ヘザー、ジョシュ、マイク)がブレア・ウィッチの魔女伝説に関するドキュメンタリー映画を撮るために、メリーランド州のブラックヒルズの森にやって来る。初日は周辺住民にインタビューしてホテルに宿泊して二日目から森に入る。その夜、テントで寝ていると何者かの声が聞こえる。三日目は誰かが石が積んだと言われるコフィンロックを発見する。その夜は誰かがテントの周りを走り回る様子が聞こえる。
そして四日目に帰ることにしたがヘザーは道に迷ってしまい、ジョシュ、マイクとの間に険悪なムードが流れ始める。
五日目、テントの周りに石が積んであり、ヘザーが持っていた地図が無くなる。マイクが地図を川に流したと告白し、喧嘩になってしまう。ところが木の枝が吊るされているのを見て、皆はゾッとする。その夜はテントが揺らされ三人は逃げ出す。
翌朝(六日目)、テントに戻ると助手のリュックに粘液がベタっと付いている。その日は丸太橋がある川を渡るが、夕方再び同じ場所に戻ってしまう。その夜は交代で見張りに立つことにする。
七日目、目が覚めるとジョシュが消えていた。その夜、ジョシュの叫び声が聞こえる。
八日目、ヘザーは抜いたばかりの歯を見つける。その夜、再びジョシュの声が聞こえる。すると古い屋敷を発見するが、先に入ったマイクが消える。それを追ったヘザーのカメラも突然終わるのだった。
雑感
全く怖くない。三人組が怖がりすぎて、イラッとくる。
アイデアだけの作品だ。謎は残り、解答は得られない。しかし大ヒットして、パート2が何種類か公開・発売されている。
もちろん学生制作を模しているので、映像は綺麗ではない。
スタッフ・キャスト
監督ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス
脚本ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス
製作グレグ・ヘイル、ロビン・カウイ
音楽トニー・コーラ
撮影ニール・フレデリックス
出演
ヘザー・ドナヒュー 本人
ジョシュ・レナード 本人
マイク・ウィリアムズ 本人