メイダン競馬場、芝1800M、良馬場
やはり鞍上をムーアにさえ替えればリアルスティールは強かった。
大外からスタートして残り500Mで先頭と差があり、いつものようにあと一歩のところで勝てなさそうだった。
しかし300Mで加速して先頭に立ち、後続から追い込んでくるユーロシャーリーン(英国、牝5歳)をゴールまで抑えきったのだ。
勝ち時計1分47秒13。
一方、ドゥラメンテが出走したドバイシーマクラシック(芝2410M、良馬場)は残念な結果に終わった。
ドゥラメンテは発送前に右前足を落鉄し打ち替えられずそのまま発走。中団の底から付いていった。しかし皐月賞やダービーで見られた鋭い切れ味が全く見られない。
中団外から好位を追走していたポストポンド(英国、牡5歳、キングジョージ6世S)が先に抜け出し、完勝。勝ち時計は2分26秒97。
二着に終わったドゥラメンテは左回りのゴール前で内に刺さっていたようだ。共同通信杯でリアルスティールに負けたように本質的に右回り向きなのだ。凱旋門賞は時計さえ速ければ確勝だろう。
3着はラストインパクト、5着はワンアンドオンリーと日本馬が好走。ただし勝負が決してから伸びた感じ。
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