監督 チャン・ユアン
出演 リー・ヤン
題名から受けるイメージと違い、ごくオーソドックスなドキュメンタリー作品だった。
フランス語学習で使うような、ハンドアクション付き発音で中国人に英語を教える。
それも一人や二人相手ではない。
一つの学校の学生全員を校庭に集め、発音のレッスンをしてしまう。
大声を出させて、腹筋で発音することをわからせる。
そして「中国人よ自信を持て、日本を憎むぐらいなら外国を受け入れた中国自身を憎め」と言う。
それはもっともである。
ウイグルのトルコ系の子供たちの笑顔が印象的だった。
10年後の今、この映画を撮っても、あの笑顔にはもう会えない。
最近のクレイジー・イングリッシュの様子。
クレイジーイングリッシュ 1999 中国