ジョーン・ヒクソン主演のミス・マープルもの。
声は山岡久乃。
西インド諸島のバルバドスに療養に来たミス・マープル。
彼女は当地で、またまた事件に出会う。
元警察官の少佐が心筋梗塞で急死する。
彼は死ぬ直前に、殺人犯を見たとミス・マープルに告げていた。
実にわかりやすい小説だ。
何も謎はないのに、ミスマープルがかえって難しくしている。
ラフィール役のドナルド・プレゼンスは、映画「大脱走」に出た大物である。
実話の「大脱走」でも彼は捕虜だったと、高島忠夫が土曜映画劇場で言っていたのを思い出すが、あれは宣伝用のウソだったそうだ。
ドイツ軍の捕虜になったのは事実らしい。
ウェストンは白人だとばかり思っていたから、黒人の警部には違和感を感じた。
しかし、そう思っていたのは自分だけで、この時代(1964年)には当然現地人の警部がいるはずだった。
モリー(ソフィー・ウォード)は好みのタイプだった。
スレンダー美人である。
実に肩甲骨が魅力的だ。
水着シーンがあるので、スタイルで選んだのだろう。
スーパー・バックシャンだった。
ウォルターズ(バーバラ・バーンズ)もスレンダーな美人タイプのおばさんである。
「メソポタミアの殺人」の被害者ルイーズ役でも出ていた。
その時は顔が角張っていて、たいして美人だとは思わなかった。
アガサ・クリスティには縁がある人だ。
イヴリン、ラッキーに対しては、期待していなかったが、イメージ通りだった。
Joan Hickson …. Miss Jane Marple
Donald Pleasence …. Jason Rafiel
Adrian Lukis …. Tim Kendal
Sophie Ward …. Molly Kendall
T.P. McKenna …. Dr. Grahame
Michael Feast …. Edward Hillingdon
Sheila Ruskin …. Evelyn Hillingdon
Frank Middlemass …. Major Palgrave
Robert Swan …. Greg Dyson
Sue Lloyd …. Lucky Dyson
Barbara Barnes …. Esther Walters

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