エリザベス・ハーレイ(オースチン・パワーズ、悪いことしましょ!)とマシュー・ペリー(超人気ドラマ・フレンズ)共演による、お馬鹿映画だ。
IMDB評価も4点台の駄作である。

テキサスの大富豪に三行半を突きつけられたニューヨークの妻サラ(エリザベス・ハーレイ)が州ごとに異なる米国司法制度を逆手にとって、夫に逆襲するという話。
元弁護士で召喚状送達人のジョー(マシュー・ペリー)が彼女にいろいろと知恵をつける。
“Serve” は、この場合、裁判所の召喚状を送達するの法律用語と、サラに奉仕するの意味に掛けている。

前半のNY編だけに絞って、そこでイタリアマフィアと話を盛り上げればよかった。
南部のテキサスまで話を広げたのは、やり過ぎだ。
マシュー・ペリーは、こういう脚本ではほとんど機能しない。
エリザベス・ハーレイも離婚訴訟を起こされる妻という感じが全くしない。
だいたい前半を端折りすぎ。

得意のお色気シーンは今回も少しだけ、はいっている。
エリザベス・ハーレイのファンであれば、とくに問題はない。
エリザベス・ハーレイを美形だと認めない女の子や、アンチ・エスティローダー派の女の子に見せてはならない。
彼女は敵を作るタイプの美人だ。
反感を買うこと、間違いない。

エリザベス・ハーレイの明るい離婚計画 2002 Germany & USA

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