正体不明の殺人鬼による連続殺人事件を描いたスプラッタホラー・ミステリー映画第二弾
前作に続き、監督はウェス・クレイヴン、脚本はケヴィン・ウィリアムソンが担当。
製作のキャシー・コンラッドマリアンヌ・マッダレーナ、製作総指揮のボブ・ワインスタインハーヴェイ・ワインスタイン、音楽のマルコ・ベルトラミも前作から続いて参加。

ディビッド・アークエットコートニー・コックスと二年後結婚するが、ここでは父ルイス・アークエットとも共演している。将来の嫁を見せたかったのかな。

主演はネーヴ・キャンベル、コートニー・コックス、デイヴィッド・アークェット
共演はリーヴ・シュライバー、サラ・ミシェル・ゲラー。ジェイミー・ケネディ

あらすじ

ビリーたちによる連続殺人事件から2年が経った。被害者のうちシドニーとランディはウィンザー大学に進学し、新しい彼氏デレクもできた。一方、事件を元にしてゲイルが書いたルポは、ベストセラーになり「スタブ」という題名で映画化された。さらにシドニーの母親を殺した容疑者だったコットンも無罪になった。

ある夜、ウィンザー大学に通うモーリーンとフィルが映画「スタブ」を観に行った映画館で殺された。翌朝事件を知ったシドニーの元に早速マスコミが集ってくる。その中にはゲイルも地方記者のデビーもいた。先の事件で現場を離れていた元保安官補のデューイも現地警察との連絡係としてシドニーのサポート役に入る。

 

その日の夜、シドニーたち寮生がパーティーに行っている間に、寮に一人で残っていたシーシーが窓から放り投げられ地面に叩きつけられて殺される。

コットンは、シドニーに一緒にテレビ番組に出ないかと誘う。高額のギャラが得られると言う。彼は一年もの間、収監されていたので、生活費に困っていたのだ。しかしシドニーは、被害者の母を語ることを嫌がるばかりに断った。警察は、シドニーに護衛を二人付けて守っていた。ルームメイトのハリーもずっと張り付いている。
デューイ、ゲイル、ランディの三人は犯人を割り出そうとする。しかし犯人の電話で三人はバラバラになり、一人で動いたランディが、ゲイルが使った取材用ヴァンの中で滅多刺しにあって殺される。

いよいよ犯人はすぐそこにまで迫ってきた。夜の闇に紛れて隠れ家に入る途中のシドニーの護衛二人を殺し、ちょっとした隙にハリーまで刺し殺す。シドニーは走って逃げ出す。
デューイとゲイルは、大学で犯人が映っていないか取材したビデオを再生してみる。その時、犯人が襲いかかりデューイは腹を切り裂かれる。ゲイルは外に逃げ出し、通り掛かったデビーに助けを求める・・・。

雑感

本作でも前作同様、美男美女から先にバッサリ殺されていく。シーシー役の美女サラ・ミシェル・ゲラーは、めちゃくちゃ乱暴な殺され方をした。
一方、最後まで大した怪我をせず健在だった主演ネーブ・キャンベルは美人だと思われていないのだろうw。
一人の犯人は意外だったが、もう一人は前作同様である。脚本家は少しだけ変化を付けて、観客を吃驚させたつもりなのだろう。

前作と比較して、予算規模は大きくなった。上映時間も長くなった。ただし、そのおかげで犯罪現場の密室性や閉鎖感が薄くなってしまった。
最後の夜(ゲイルが警察車両に乗り込み、デューイとゲイルがビデオを再生しようと教室にデッキはないか調べるあたりからの下り)は、二つの事件を同時並行的に描き、後半のほとんどを使うほどの壮大な殺戮シーケンスだ。でも前作に見られたコミカルな側面はほとんど無くなってしまった。ランディ役のジェイミー・ケネディは、殺すには勿体なかった。でも本作では、意外な犯人の顔を知るがゆえに消される運命にあった。
予算が潤沢に付くから良いか?それは観客が何を見たいかによる。一般には大掛かりになって面白かったのだろうが、個人的にかえって良くなかったと思う。

この映画はスプラッターだが、ホラーではないと思う。ホラーという言葉にはオカルト的な要素が必要であり、この作品はサスペンス映画という方が当たっている。

スタッフ

監督  ウェス・クレイヴン
製作総指揮  ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
脚本、製作総指揮  ケヴィン・ウィリアムソン
製作  キャシー・コンラッド、マリアンヌ・マダレーナ
撮影  ピーター・デミング
音楽  マルコ・ベルトラミ

キャスト

警察事務方デューイ  デイヴィッド・アークエット
シドニー  ネーヴ・キャンベル
作家ゲイル  コートニー・コックス
シーシー  サラ・ミシェル・ゲラー
オタクのランディ  ジェイミー・ケネディ
地方記者デビー  ローリー・メカルフ
ルームメートのハリー  エリス・ニール
ハリーの彼氏ミッキー  ティモシー・オリファント
モーリーン  ジェイダ・ピンケット=スミス
署長  ルイス・アークエット
大学教授ライアン  デビッド・ワーナー
コットン  リーヴ・シュライバー

ネタばれ

シドニーは、大学にいるデレクのいる教室に戻るが、デレクは演劇部の連中に手足をきつく縛られて放置されていた。そこへ友人ミッキーがやって来て、ビリーの事件を思い出せと囁く。彼氏であっても殺人犯かもとシドニーに気の迷いが生ずる。その隙をついてミッキーは、デレクを射殺する。
ミッキーには後援者がいた。それをシドニーに紹介する。ゲイルが、教室に入ってくるが、その後から拳銃を持ったデビーも入ってくる。デビーは、ビリーの母親だったのである。これらの犯罪の目的は息子の復讐だったのだ。ミッキーはサイコパスだったが、ネットで知り合ったデビーが奨学金を払って大学に行かせていたのだ。デビーは逃げようとするゲイルの腹部を撃った。
さらにデビーは、邪魔になったミッキーの腹も撃った。ミッキーとシドニーが相討ちになったことにするつもりだ。
ところがコットンが、そこに入ってきた。コットンは一瞬どちらを撃った方が得か迷う。シドニーがテレビに同席すると答えたので、銃を持っていたデビーを射殺した。撃たれたゲイルは軽傷で済み、重傷のデューイとともに救急車に乗り込むのだった。

 

スクリーム2 (Scream 2) 1997 コンラッド他製作 ディメンジョン配給 アスミック・エース国内配給(1998)

投稿ナビゲーション