今どきの中学生は戦争映画を見ない。
だから歴史を知らない。
甥に歴史を勉強させるために、教材として「大脱走」を選んだ。

 

 

男の子が地理や歴史を好きになるには、戦争を知るに限ります。
戦争映画「大脱走」は3時間近い長さなので、二日に分けて見ましょう。
60年以上のむかし、ドイツ・イタリア・日本(同盟国)と、イギリス・アメリカ・中国(連合国)は二つに別れて戦争をしていました。
この映画は「第二次世界大戦」末の1944年に、実際にドイツ空軍管轄下の捕虜収容所でイギリス空軍少佐ブッシェルの指揮のもとで起きた脱走劇を基にしています。
戦争で軍人が捕虜になると、ジュネーブ条約に従って捕虜収容所(刑務所みたいなもの)に入れられました。
捕虜はそこで遊んでいたわけではありません。
敵の戦力を捕虜である自分たちに向けて、少しでも前線で戦っている味方に利するようにします。
すなわち脱走を図って、敵を後方で撹乱するのです。
このときもニ百余人もの捕虜の脱走計画が実行されました。

(問)はたして何人の兵士が逃げ切ることができるのでしょうか?

(注)軍人でも記章(軍人である証拠)を身につけていないと、スパイとして処刑されます。
スペインやスイスなどへ逃げ込むと、助かります。
フランスはドイツに占領されていましたが、フランス国民はドイツに反感を感じていました。
ヒルズ(スティーブ・マックイーン)は別部隊のアメリカ人ですから、イギリス将校ラムゼイの言うことを聞く義務はありません。

 

この映画が面白ければ、戦争映画をどんどん見てください。
そして何故ドイツとイギリスは戦争したのか考えてください。

 
☆☆☆

 

先日、26歳の女の子に「生まれて初めて、面白い映画を見ました!」と言われた。
この「大脱走」のことだった。
そんなことはあたりまえw、我々の世代は、紅白の裏番組として見ていたのだ。
若いうちにみておくと、良いだろう。