はじめはデイビッド・マッカラムの戦争映画(「モスキート爆撃隊」)かと思っていたが、ジョージ・チャキリスが似ても似つかぬノルウェー人に扮した方だった。

現存するモスキート(何と木造のプロペラ爆撃機、4,5機しかのこってないそうだ)をうまく使ってモスキート小隊が作戦遂行後壊滅する姿を映画化している。マッカラムの「モスキート爆撃隊」は同じ機体を使って5年後に製作された。

ノルウェーがナチスに併合されフィヨルドの崖下に新型ロケット燃料工場が完成した。もし完成した燃料が出荷されるとロンドンはロケット爆弾の炎で死の街と化していまう。それを阻止するために空軍とノルウェーのレジスタンスで工場を爆破することが計画された。フィヨルドに守られているため、網の目を通すような爆撃が必要だ。そこでモスキート爆撃機が選ばれた。まずはスコットランドの似たような地形でノルウェーのレジスタンスも合流して訓練を行う。しかし事故が続発してしまい訓練は中止される。しかしノルウェーに戻ったレジスタンスがゲシュタポに捕まり拷問を受ける。慌てた英国空軍は捕虜を建物ごとを爆破し、翌朝作戦を実行することにする。

最後に不時着した隊長はどうなるのだろうか?ノルウェーのレジスタンスが壊滅した今となってはナチの収容所送りか。他の隊員たちは全てナチの高射砲で撃墜されるか人間爆弾のように爆弾投下後自爆している。1964年と戦後約20年も経つと映画を見る世代も戦争を知らない子供たちが成長してくるから、反戦要素も加えていた。

普段の飛行シーンは実写であり、墜落シーンでは模型を使った特殊撮影をしている。それでも同年の東宝映画「三大怪獣地球最大の決戦」と変わらないか英国の方が多少上。「サンダーバード」を作る国だからその辺は問題ない。なお最後の爆撃シーンはスターウォーズ第一弾の見せ場デススター作戦でぱくられているのは有名。

 

監督:ウォルター・グラウマン

原作:F.E.スミス

音楽:ロン・グッドウィン

出演:

クリフ・ロバートソン

ジョージ・チャキリス

マリア・ファーシー

ハリー・アンドリュース

 

633爆撃隊 1964 UA/MGM(米英合作)

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