今日は鼻風邪気味だ。
夏ドラマのラインナップが揃ったので、そろそろ録画予約する。
ドラマ攻略のポイントは、まず女優で選んで見る。
面白くなければ、ばっさり斬る。
本命は日テレ水10「Woman」(明日放送開始)。
主演は若手№1の満島ひかりで、シングルマザーもの。
満島の演技力には惚れ込んでいる。
田中裕子が満島の母役だと言うから、一昨年の夏ドラマ「それでも、生きていく」での大竹しのぶ戦のような演技合戦がまた見られるだろう。
対抗は関テレ火10枠「スターマン・この星の恋」、7月9日スタート。
男勝りなシングルマザー広末涼子が謎の青年との恋に目覚める話。
広末は低評価されがちだが、エロチックな面では国内随一の演技力を発揮する。
単穴はテレ朝木9「京都地検の女」シーズン9(初回のみ18日木8から二時間)。
老いたとは言え、名取裕子主演は捨てがたい。
この作品はテレビドラマでありながら、名取の座長芝居だ。
演出にも絶対に口を挟んでいるw
かといって船越栄一郎・片平なぎさの2時間ドラマほどワンパターンでもない。
注意すべきはNHK火10「激流」。
原作は柴田よしき(女流作家)のミステリー。
実は6月25日にすでに放送開始している。
NHKは民放と違い、好き勝手な時期に放送を始めるからいつも困る。
主演は田中麗奈。もちろん、私はサントリーCM「なっちゃん」の時代からずっと彼女の「超」ファンである。
内容は女子中学生失踪事件を20年後、同級生たちがもう一度洗い直すというもの。
しかしミステリーよりも、中学生時代を振り返って今のザマを反省することが主題だろう。
なお重要な役どころを、賀来千香子と田中美佐子が演じている。
この二人とも若い頃から大ファンだ。
三人も好きな女優が出ているのだから、見ないわけに行くまい。
ただ、田中美佐子が劣化して美保純と区別がつかないのが悲しい。
たしかに老け役やってるんだけど。
主題歌はGLAY「Dark River」。
衛星放送では「かすていら」、7日からBSプレミアムで始まる日10ドラマだ。
遠藤憲一主演だが、西田尚美が出るからひとまず押さえるか。
さだまさし原作の自伝的小説。昭和38年の長崎が懐かしい。
「斉藤さん2」は家族が見るだろうから、少しつきあう。
でも観月ありさはあまり好きではない。
Woman Blu-ray BOX (2014/01/22) 満島ひかり、田中裕子 他 |
(追記)
今夏は「Woman」の一人勝ちだ。
娘役は「八重の桜」で子供時代の八重を演じた鈴木梨央だったが、田中裕子相手に怖いもの知らずなのか好演していた。
一方、「スターマン」は第一回で切ってしまった。
広末涼子はドラマを主役として引っ張っていくことができていなかった。
関テレのチープな演出も見る側をうんざりさせた。
「京都地検の女」はそんなに悪いとは思わなかったのだが、視聴率はずるずる悪化した。
来年はもう放送されないかも知れない。
「激流」は何とも微妙なドラマだった。
結末がわかるのが早すぎる。
原作もそうだったから、ある程度は仕方ないけど、脚本家に工夫してもらいたかった。