視聴率競争にしのぎを削るキー局のどろどろした争いを描く。
ニュースキャスター役のピーター・フィンチの命を削る演技は凄い。
彼は撮影後亡くなってしまい、死後アカデミー主演男優賞を受賞した。
ほかにも主演女優賞、助演女優賞、脚本賞を獲得している。
第四のネットワーク・キー局UBSで、ビールのイブニング・ニュースは今や低視聴率にあえいでいた。
報道部長マックスはビールに更迭を通告するが、ビールは自殺予告を本番中にしゃべりだす。
ビールの言いたい放題は視聴者の興味を引き、視聴率ははね上がった。
新部長ダイアナはビールを予言者として、再び売り出しを図った。
日本中のマスコミは民主党に政権が移った途端に露骨に民主党寄りに態度を変えた。
米国民主党寄りの米国マスコミが共産党と結びつくことは、ほんとうにありそうだった。
おそらく某ニュース専門局はやっているだろう。
しかし視聴率をかせぐためだけにニュースキャスターを○○してしまう結末は、さすがにないw
監督 シドニー・ルメット
脚本 パディ・チャイエフスキー
撮影 オーウェン・ロイズマン
音楽 エリオット・ローレンス
出演
フェイ・ダナウェイ
ウィリアム・ホールデン
ピーター・フィンチ
ロバート・デュヴァル
ウェズリー・アディ
ネッド・ビーティ
ビル・バロウズ
ネットワーク 1976 ユナイテッド・アーティスト