天海祐希、広瀬すず、中条あやみ主演の青春スポ根映画。
創部三年目で全米チアダンス選手権優勝した福井商業高等学校チアリーダー部JETSの実話に基づいている。
あらすじ
高校に進学したひかり(広瀬すず)は孝介に対する恋心からチアダンス部を復活させる。ところが早乙女先生(天海祐希)が顧問に就任し「全米制覇」をモットーに掲げたので、部員は次々に辞めていく。残ったメンバーはダンス経験者の彩乃(中条あやみ)など数名。厳しい練習に耐え、福井大会に出場する。しかし本番で上がってしまい、チームワークがバラバラになり敗退する。
翌年は有望な新人が入部して、大野コーチ(陽月華)の元でチームとしての底上げが出来た。しかし優秀な下級生に対して上級生のストレスも溜まってきて、ついに早乙女と衝突する。しばらくダンスから離れてみて、互いの気持ちを思いやることが出来るようになり、ひかりは校長にアメリカに行くと宣言してしまう。
三年生になるとひかりはケガで出場できなくなる。しかしチームは全国大会優勝をかざり、全米選手権出場権を得た。そして故障明けのひかりが、故障がちの彩乃に変わってセンターを任される。ひかりは、早乙女が主将としてチームを引っ張ってきた彩乃を外したことにに不満があったが、彩乃はセンターの心得を書いたノートをひかりに託す。そしてそれぞれの思いを胸に全米選手権のステージに立つ。
雑感
優勝して4年後、彩乃はキャビンアテンダントになり、ひかりは母校の教師として赴任し、早乙女の後を嗣いでチアダンス部顧問となる。。
時間つぶしには良いスポ根テンプレ映画だった。それも実話なのが凄いところだ。
ただ綺麗な女子は大勢出演しているが、長い目で見て魅力的な個性を持つ女子は出演していないようだ。
広瀬すずは生来の美人だが、個性もタッパも無い。中条あやみはモデル体型で女優としては演技力が無い。
翌年、土屋太鳳主演でドラマにしたが、似たようなあら筋を追ってしまったから、平均視聴率7.3%とこけてしまった。しかし三年間にわたるお話なのだから、ドラマの方が合っている。はじめに映画化したのが誤り。
スタッフ
監督 河合勇人
脚本 林民夫
撮影 花村也寸志
主題歌 大原櫻子
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キャスト
早乙女 天海祐希
ひかり 広瀬すず
彩乃 中条あやみ
大野コーチ 陽月華
孝介 真剣佑
南青山女子高校チアダンス部主将 大原櫻子
ひかりの父 木下隆行
教頭先生 緋田康人
校長先生 きたろう