東宝の三人娘映画最終作。と言っても当時前作から7年経っており既に三人とも既婚者だったため、映画内でももう三人娘とは呼んでいない。
映画の途中で三人それぞれのソロ歌唱シーンがあり、三人揃ってのミュージカルシーン、そして最後に花嫁姿の雪村いずみをセンターにして三人の合唱がある。
Synopsis:
学園の人気者だった喜美枝、とし子、恵子の三人組は、卒業してそれぞれ料理屋の若女房、テレビのディレクター、ヘアデザイナーになった。ある日、恩師の清国先生から仲人になるから彼氏を連れて来いと言われる。喜美枝は花荻という踊りの師匠と恋仲だが、些細なことで喧嘩してしまう。とし子はカメラマンの青木を取材と言って騙して連れて行く。恵子はダンス振付師石岡からお付き合いの申し込みを受けているので、ひとまず恋人のふりをする。
清国先生は一人でやって来た喜美枝にいい話があると言って、男性を紹介する。それは顔見知りの高野だった。この見合話には喜美枝だけでなくとし子も恵子も手を上げる。
喜美枝は花荻と寄りを戻したいが、嫁に行くことに引っ掛かっていた。父は寡だが、最近仕事に身が入らず、喜美枝が実家の仕事を嗣がなければならないと思っていたからだ。
しかしとし子は他の料理屋の女将に横で包丁を振るう喜美枝の父を見たとき、ピンと来た。翌日、喜美枝をその店に連れて行き父と喜美枝の間の誤解を解き、恵子は花荻を連れて行く。
結局、瓢箪から駒で喜美枝と花荻は上手くいき、再び付き合うようになった。ある日、花荻が振り付けを付ける舞台に招待される。舞台の上では、美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみの三人娘が乞食の格好でミュージカルを演じていた。
舞台が跳ねて喜美枝が花荻を探すと、お金持ちの娘といちゃついていて、喜美枝は怒り出す。
とし子も恵子も青木や石岡をあっさり捨てたが、清国は他の女性と高野が結婚するので清国に媒酌人を頼んで来たとのことだった。それでガッカリしてしまった二人は青木、石岡と結婚を決めて、喜美枝も二人に乗せられて、花荻と結婚してしまう。
清国先生は一人でやって来た喜美枝にいい話があると言って、男性を紹介する。それは顔見知りの高野だった。この見合話には喜美枝だけでなくとし子も恵子も手を上げる。
喜美枝は花荻と寄りを戻したいが、嫁に行くことに引っ掛かっていた。父は寡だが、最近仕事に身が入らず、喜美枝が実家の仕事を嗣がなければならないと思っていたからだ。
しかしとし子は他の料理屋の女将に横で包丁を振るう喜美枝の父を見たとき、ピンと来た。翌日、喜美枝をその店に連れて行き父と喜美枝の間の誤解を解き、恵子は花荻を連れて行く。
結局、瓢箪から駒で喜美枝と花荻は上手くいき、再び付き合うようになった。ある日、花荻が振り付けを付ける舞台に招待される。舞台の上では、美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみの三人娘が乞食の格好でミュージカルを演じていた。
舞台が跳ねて喜美枝が花荻を探すと、お金持ちの娘といちゃついていて、喜美枝は怒り出す。
とし子も恵子も青木や石岡をあっさり捨てたが、清国は他の女性と高野が結婚するので清国に媒酌人を頼んで来たとのことだった。それでガッカリしてしまった二人は青木、石岡と結婚を決めて、喜美枝も二人に乗せられて、花荻と結婚してしまう。
50年代の三人娘映画に幕を引くための映画だった。この後、三人おばさん映画に発展したら良かったのに。
この第四作については、プロットやセリフは陳腐だったが、三人の歌やミュージカルが楽しめる点が良かった。
この第四作については、プロットやセリフは陳腐だったが、三人の歌やミュージカルが楽しめる点が良かった。
1955年の映画「ジャンケン娘」での懐かしい修学旅行シーンが一部使われている。
監督 杉江敏男
製作 杉原貞雄
脚本 笠原良三 、 田波靖男
撮影 完倉泰一
音楽 神津善行
製作 杉原貞雄
脚本 笠原良三 、 田波靖男
撮影 完倉泰一
音楽 神津善行
作詞 中村メイコ
出演
美空ひばり 美川喜美枝
江利チエミ 江崎とし子
雪村いづみ 月村恵子
宝田明 花荻友之輔
夏木陽介 青木
岡田眞澄 石岡
高島忠夫 高野修
清川虹子 清国ます子
高田稔 清国武男
田崎潤 美川芳造
福田公子 山田たね子(美川の愛人)
石橋エータロー 松谷
美空ひばり 美川喜美枝
江利チエミ 江崎とし子
雪村いづみ 月村恵子
宝田明 花荻友之輔
夏木陽介 青木
岡田眞澄 石岡
高島忠夫 高野修
清川虹子 清国ます子
高田稔 清国武男
田崎潤 美川芳造
福田公子 山田たね子(美川の愛人)
石橋エータロー 松谷
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ひばり・チエミ・いずみ 三人よれば 1964 東宝 三人娘映画最終作