2004年02月22日(日)  No.158
監督 : John Huston
原作 : Pierre La Mure
脚色 : Anthony Veiller / John Huston
撮影 : Oswald Morris
音楽監督 : Lambert Williamson
作曲 : Georges Auric (アカデミー美術賞、ベネチア映画祭銀獅子賞)
美術 : Paul Sheriff

 
配役
Jose Ferrer (Henri de Toulouse Lautrec、The Count His Father二役)
Colette Marchand (Marie Charlet)
Zsa Zsa Gabor (Jane Avril)
Suzanne Flon (Myriamme Hayem)○

十九世紀末パリ、小人の画家がモンマルトルのムーラン・ルージュでフレンチ・カンカンを写生している。
彼はアンリ・ドゥ・トゥルウズ・ロートレック(ホセ・フェラー)である。
伯爵家に生れたが、両脚の成長が止まり、身長が1m50cm足らずしかなかった。
若い頃、娼婦マリイ(コレット・マルシャン)と出会い、彼女と同棲したが、彼女は金を使うばかり。
高級レストランへ行くが雰囲気にいたたまれず、彼を侮辱して去った。
ロートレックは酒に浸って苦しみから逃れようとしたが、母の愛情にはげまされ、マリイを探し求めた。
マリイは場末の安カフェにいたが、所詮彼とは別世界の人だった。
彼は絶望の余りガス自殺を計る。

ロートレックの伝記映画だが、女の趣味が悪すぎる。
彼は芸術家だから気位ばかり高くて、女と心からつきあえないタイプだ。
最初の恋愛は良いところのお坊ちゃんが急に、色気づいて道を踏み誤った感じ。
そして二度目の恋愛も失敗する。
こういう人は最初の失敗が、ずっと尾を引くのだ。
脚を短く描いているが、膝のところで曲げているようで、歩き方に多少違和感がある。
他人との身長差も一定しない。
父親と一人二役というのも安っぽくて嫌だ。

 

ジャン・ルノアールのフランス映画「フレンチカンカン」と比較すると、映像が汚かった。
英国映画は保存が悪いのだろう。
(ただし同じイギリスの「赤い靴」は綺麗な発色を保っている)

赤い風車 Moulin Rouge 1952 英

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