2001/12/28  
監督:テッド・ポスト
出演:ジェームス・フランシスカス、リンダ・ハリスン、チャールトン・ヘストンキム・ハンター
フジテレビ系列でやってた。
前作が高い視聴率を取ったそうで、急に放映が決まったと解説の竹中直人が言っていた。
二匹目のどじょうに引っかかるやつがいるわけだ。(俺もかよ)
今回はテイラー飛行士(チャールトン・ヘストン)を探して、宇宙飛行士のブレント(Jフランシスカス)が猿の惑星に現れ、前作にも出ていたノヴァ(Lハリスン)とともにテイラーを探す旅に出る。
やがて、地底に潜った人類のなれの果てと遭遇して、猿対地底人の戦争に巻き込まれるという筋書き。
地底人は核兵器をお守りにして後生大事に持っている。

最後にどうなるかおわかりだろう。
この時代は、こういうサッドエンドの作品が多かった。
白人と黒人が争っていてはアメリカも終わりになるぞ、と言う教訓だ。
二匹目のどじょうらしく、予算も掛けていないし、何も見るところはない。
ティム・バートンもまさかパート2のリメイクまでは、取らないだろうな。
猿の惑星シリーズは白人(人類)対黒人(猿)の対決を寓話的に描いている。
そこに白人保守派のチャールトン・ヘストンを使うあたり、アメリカの度量の広さをうかがわせる。
あるいは彼は何も考えずに出演したのかも知れない。
リメイク版に話を移すと、1970年当時の白人対黒人の構図は今や(2001年)崩れているから、当時の本質的な部分まで誰もリメイク出来ない。
しかし不思議なことだが、やっぱり現代人はリメイクも見る。
リメイク版でエステラ・ウォーレンがやっていた役は、オリジナルではリンダ・ハリスンが演じている。
前作では、まったく口が利けない設定になっていたが、二作目でようやく口を聞ける。
このリンダはミス・アメリカで、20世紀フォックスの社長ザナックの御曹司と結婚していた。
完全な情実出演である。
この後エアポート’75にも出るが、離婚してからは泣かず飛ばず。
実はリメイクにエキストラとして出演していた。
猿の女性科学者ジーラ役はキム・ハンターが演じている。
映画「欲望という名の列車」などに出演していた演技派女優だ。
リメイクでは、ヘレナ・ボナム・カーターの役どころに近い。