ジャネット・イヴァノヴィッチ原作、女探偵ステファニー・プラムの代表的作品で94年のCWA最優秀処女長編賞受賞。
これを細見瑤子が訳した。

ステファニー・プラムはニュージャージー在住バツイチ失業中。背に腹は替えられずバウンティハンター(賞金稼ぎ)を始めるが、最初のターゲットは何と彼女の処女を奪った警官ジョーだった。

 

翻訳は最初のあたりのテンポが遅かった。最後になって流れが良くなったが、女性に訳させるのはどうかと思う。たとえばボクシングのヘビー級を、ヘビーウェイト級と書いている。編集者も何も見ていない。
小説としては、途中まで謎も何もない話だったが、最後になって、ようやく一ひねりがあった。これも普通のハードボイルドと比べると、物足りない。
しかしホームドラマの側面がある。ステファニーの一家の登場するシーンは和やかだ。
そのあたりは男のハードボイルドにない、ユニークな点だ。

(ライブドアから再掲示)

私が愛したリボルバー (J.イヴァノヴィッチ) 扶桑社文庫

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