2004年02月16日(月)  No.152
出演
Howard Keel (Adam)
Jane Powell (Milly)
Jeff Richards (Benjamin)
Russ Tamblyn (Gideon)
Tommy Rall (Frank)
Marc Platt (Daniel)
Matt Mattox (Caleb)
 

監督 : Stanley Donen
製作 : Jack Cummings
原作 : Stephen Vincent Benet
脚色 : Albert Hackett / Frances Goodrich / Dorothy Kingsley
撮影 : George Folsey
音楽 : Gene de Paul
音楽監督 : Adolph Deutsch
音楽監修 : Saul Chaplin
作詞 : Johnny Mercer

 

MGMの名作ミュージカル。
さすがMGMである。面白かった。

 

アダムはきこりや農業で生計を営む。男ばかりの七人兄妹の長男だ。
久しぶりに里に下りた彼の目的は、花嫁を捜すこと。
ミリーというコックに、一目惚れしてしまう。
彼女も、彼の豪放磊落なキャラを気に入る。
彼女は、彼に六人もの兄弟がいることを知らなかった。
その日のうちに牧師の前で結婚式を行い、家路を急ぐ。
帰路、彼女は新婚の夢を語って聞かせる。
アダムはなかなか真実を打ち明けられない。
家に着くと、むさ苦しいのが6人腹を空かせて待っていた。
ミリーは思った。「これでは里でコックしていた方がマシじゃないの」
ミリーは兄弟を連れて、里へ買い出しに出た。
途端に里の連中と喧嘩だ。
しかも兄弟は里の若い娘を見て、色気づいてしまう。
家に戻りミリーは兄弟にマナーをしつける。
身だしなみも重要だ。
再び里へ下りたとき、兄弟はどこの誰だかわからぬほど洗練されていた。
しかしアダムが倒されたのを知り、結局、兄弟は里の連中とトラブルを起こす。
季節は冬になろうとしている。
騒ぎを起こして、兄弟はもう女の子に近づくことは許されない。
誰もがうんざりしてるところに、アダムが言った。
「花嫁を掠奪しよう」

 

ハワード・キールは、でかくて歌も上手。
ジェーン・パウウェルは小さくて魅力的。
 

しかしこのミュージカルの見せ場は、6兄弟と6人の花嫁のダンスシーンだ。
とくに男はアクロバット的な動きをふんだんに取り入れる。
ジャック・ドゥミ監督のフランスミュージカル映画「ロシュフォールの恋人」と比べると、バレエの違いが歴然としてくる。
「掠奪」は全く洗練されていない、力強さで勝負している。
「ロシュフォール」はヨーロッパバレエが基本になってるから、何をしても優雅だった。
こういう映画は、ヨーロッパ人には作れない。