監督 西村元男
脚本 悠六介

 
配役:
清水金一(大山長助)
柳家金語楼(社長)
三木のり平(友人)
飯田蝶子(下宿のおばちゃん)
渡辺篤(競輪学校の校長)
朝霧鏡子(競輪選手)

 

 
自転車会社の娘と知り合った縁で、清水金一(シミキン)はその会社に採用された。
早速、新型自転車開発に乗り出し、試作品を競輪のレースに出すことになった。
女子競輪選手に依頼してレースに出てもらうが、スパイに自転車を細工されてしまう。
自転車はレースの途中で車輪が外れ、女子選手は大けがを負う。
会社から清水は首を宣告され、彼自身がレースに挑戦することになる。
ついにレース当日、後楽園競輪場1万メートル25周に清水をはじめ、全国の精鋭11人が集まる。
レースは始まり、ついに佳境を迎える。
そのときスパイが鏡を使い光を反射させ、シミキンは哀れ最下位にまで順位を落とすが・・・

 

 
かなり清水金一=シミキンは運動神経がいい人だ。
浅草時代の相棒・堺駿二が軽業師みたいな人だから、良い取り合わせだったと思う。
(仲は悪かったという話だが)

 
その一方で、シミキンは演技力ではかなり落ちる。
三木のり平や柳家金語楼の方がよほど芝居がうまい。
シミキン映画のシリーズを戦後やっていたが、この作品を最後に主演の座から離れる。

 

でも戦後、娯楽が少ない頃、競輪ブームになって、NHKで中継していたというのは本当かな?

女性競輪があったというのは、知っているが、後楽園競輪場1万メートル(400mバンクで25周)で11人レースというのは、今では考えられない。
この映画でもシミキンの相手役だった、戦前松竹の大女優・朝霧鏡子がシミキンの奥さん。