ジャン・ギャバンメグレ警部もの。原作はシリーズ通算75作目に当たる『メグレ罠を張る』。

監督 ジャン・ドラノワ (「田園交響楽」)

出演
ジャン・ギャバン
ジャン・ドザイー
アニー・ジラルド ★
オリヴィエ・ユスノー

モンマルトルで五件の連続婦女殺人事件が発生した。被害者に共通点も見つからない、そんな動機の見えない犯行に捜査は難航。だがパリ警視庁のメグレ(ジャン・ギャバン)は、犯人が何かメッセージを伝えようとしていると感じる。そしてモンマルトル一帯に捜査網を敷き、おとり捜査を仕掛ける。婦人警官が襲われ服のボタンを現場に落としていった。このボタンから犯人が割れる。
マザコン過ぎて不能のバカ息子にも嫁さんが来たが、亭主が不能なんだから浮気する。その腹いせでバカ亭主が凶行に出たのだ。
メグレは相当早い時期から直観的に犯人がわかっていたようだ。精神的にじわじわ追いつめて、取調室で落としたと思った瞬間に女がまた殺される。

 

フリッツ・ラング監督のアメリカRKO映画「口紅殺人事件」(1956)と似たような筋書きだ。チャールズ・アインシュタインの原作小説(1953)は、おそらくジョルジュ・シムノンが原作を書いた時期より早いと思う。

アニー・ジラルドはまだ大きな役が付かない頃だ。ジュリエッタ・マッシーナみたいな顔だったが、さすがに演技力は高そうだった。

 

殺人鬼に罠をかけろ 1958 フランス

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