黒澤明作品。「用心棒」の続編。
山本周五郎原作。
風来坊の三十郎は地方藩の若者どもと力を合わせ、幽閉されていた城代家老を救い、藩の政治を恣にしようとする大目付らを処断する。
ばったばったと人を切るシーンの割に、全体のトーンは和やか。
これは最初に救われた入江たか子小林桂樹のキャラクターだろう。
三船敏郎は相も変わらずヘタウマ演技だ。
と言うより映画自体がヘタウマだ。
藩の若者には、加山雄三田中邦衛土屋嘉男平田昭彦江原達怡久保明らだ。
大して個性は感じられず。
しかしだから三船のワンマンショーになる。
それでいいのだ。
悪役では仲代達也がライバル。
目付としてこの企みを仕組んだのは清水将夫
そして志村喬藤原釜足も一枚かんでいる。
まあ展開も音楽の「用心棒」そっくりで、二番煎じ狙いだ。
そしてその狙いが当たっているから、偉い!

椿三十郎 1962 東宝

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椿三十郎 1962 東宝” への0件のフィードバック

  1. はじめまして!
    実は拾い猫日記(http://kits.cocolog-nifty.com/kits/2005/05/post_1c2e.html)にTB頂いたので、こっそりROMだけのつもりでおじゃましたのですが、『椿三十郎』の記事を拝見し、いてもたってもいられずコメントした次第です。
    私はこの映画、大好きなんです!高校生の時にTVでオンエアされたのを見たのですが、お腹をかかえて笑い転げました!
    以来、黒澤映画の大ファンです。東京の名画座がほぼ全滅してしまい、黒澤映画をスクリーンで観られる機会がめっきり減ったのが残念で仕方ありません。
    ふいに黒澤映画の評論記事と出会い、興奮してしまいました。ごめんなさい。。。

  2. 椿三十郎

    椿三十郎 うん?おれの名前か。つばき、椿三十郎だ。もうすぐ四十郎だがな ってことで椿三十郎。 黒沢明の映画の中では珍しく軽いコメディー時代劇です。 椿三十郎が一番好きかな。 七人の侍や用心棒よりもこれですよ。 まあ黒沢映画って何かと名作だー、傑作だー、天…..

  3. 椿 三十郎

    DVDで、出演:三船敏郎/仲代達矢/小林桂樹/加山雄三/田中邦衛/志村 喬/藤原釜足/団 令子/入江たか子/伊藤雄之助/原作:山本周五郎/脚本:黒澤 明/小国英雄/菊島隆三/監督:黒澤 明/作品『椿 三十郎』を観ました。
    ●ストーリー
    ある夜、九人の若侍が社殿に集まり議論をしていた。
    次席家老・黒藤(志村 喬)と国許用人・竹林(藤原釜足)の汚職を大目付・菊井(清水将夫)に相談したところ、この社殿に集る様に命じられていたのだった。
    その議論の場へ突然、一人の冴えない浪人(三船敏…..

  4.  はじめまして、私も三船敏郎さんに興味を持つひとりです。
     あれほど国際的にも有名な俳優さんは日本でも数少ないですね。
    そんな三船さんは、大スターであっても機材運びを手伝ったり、気さくな方だったようです。
     私も三船さんの記事をブログで書いてみました、よかったら遊びにいらして下さいね~、ではまた!

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