2001/12/29 The Best Years of Our Lives
製作:サミュエル・ゴールドウィン
監督:ウィリアム・ワイラー
出演:マーナ・ロイ、フレデリック・マーチ、テレサ・ライトダナ・アンドリュースバージニア・メイヨ、ハロルド・ラッセル、キャシー・オドネル、ホーギー・カーマイケル
主人公は、戦争を終えて故郷へ帰還する飛行機で同席した、軍人三人である。
戦争が終わったにも関わらず、それぞれに問題を抱えている。
地方銀行の役員アル(Fマーチ)は元陸軍軍曹。
子供達は、父のいない間に大きく成長しており、家庭にいまさら自分の居場所があるのか、不安を感じている。
デパート勤務のフレッド(Dアンドリュース)は、新妻(Vメイヨ)とわずか二十日の新婚生活をすごしただけで出征した。
エースパイロットだった彼は友人機の墜落を目の前で見たトラウマから、精神を病み、社会生活に適応できなくなっている。
海軍の新兵ホーマー(Hラッセル)は、空母で、両手を失う事故に会い、自分の殻に閉じこもってしまう。
やがてフレッドは妻との関係がうまくいかず、アルの娘ペギー(Tライト)と出会って、恋に落ちてしまう。
許される関係ではなかった。
フレッドはペギーに別れを告げる。
ホーマーも恋人ウィルマ(Cオドネル)に別れようと伝えるが、ウィルマは現実と向き合って、一緒に生きていこうと、ホーマーを勇気付ける。

このホームドラマは、戦争が戦後社会に与える傷跡を深く印象付ける。
同時にフレッドとペギー、そしてホーマーとウィルマの関係に焦点を当てて、
ユーモアやロマンスで、未来への希望を与えてくれる。
本来は重いテーマなのに、撮り方ひとつで、こうもすがすがしくなるものなのか。
監督の手腕がすごい。
ベトナム「戦後」映画の「ディアハンター」や「7月4日に生まれて」と比べても、数段優る映画。
この映画で印象的なのは、アカデミー助演男優賞を獲った、ハロルド・ラッセル
彼は本物の傷病軍人で、両手がない素人だが、初映画で、見事にオスカーを物にしている。
他に、ホーマーの叔父で、相談相手のブッチを演ずる、ホーギー・カーマイケル
もちろん、「スターダスト」のシンガーソングライターだ。劇中でもピアノを披露している。

我等の生涯の最良の年 1946 米国

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