ド派手な超美人、渥美マリ主演の軟体動物シリーズ第四弾。
今回、渥美マリの魅力に溺れるのは重鎮・千秋実、ウルトラマンタロウ篠田三郎、大映の名脇役金子研三酒井修の四人。

千秋実は、キリスト教の牧師の座を捨ててまで渥美マリにつくし最後に捨てられる役。
あの教会はどこなんだろう。よく撮影を許可したなあ。

 
弓削太郎監督作品。
適当に撮っているため、映画の作りがちゃちだし肝心のお色気も少なかった。

 
しかし渥美マリの演技力を再認識した。
本人は演技で勝負したかったと思う。
大映が傾いて日活と提携をする時代だけに、会社としては脱いでもらわないと困る。
それで悩んでいたのではないか?
もう少し遅く出てくれば、日活ロマンポルノ出身で性格女優になれただろう。

 

 

歌手の役であるため、歌うシーンもふんだんに取り入れている。
シャンソン・フォーク系が好きなようだ。
彼女自身、レコードも出している。
歌唱力は、同世代歌手では小川知子辺見マリにはかなわない。
しかし「オー!モーレツ」の小川ローザには圧勝している。

 

 
渥美マリのデビュー作は「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」(1968)
ケバイお姉ちゃんに僕ら子供たちは胸をどきどきさせたものだ。
それから二年間で、さらによく育ったものだ(笑)

ところがそのまた二年後、岡崎友紀、純アリスが主演したTBS「ママはライバル」(父親は高橋悦史)に出演していた。
僕らは渥美マリの映画でのイソギンチャクぶりを知らずにテレビを見ていた。
この落差が渥美マリの魅力か。