2004年02月11日(水)  No.147
監督脚本 ジャン・ポール・シノワ
撮影 アンリ・アルカン
音楽 ジョセフ・コズマ
出演 ジャン・ギャバン
   ニコール・クールセル
   シルビア・モンフォール

 

珍しい性教育映画だった。妊娠から出産までばっちり見せます。
サンマルタン村に新任の医師ローランがやってくる。彼は村の女性が出産時の痛みに対して恐怖心を持っていることに気づく。それなのに人々は、出産するのだから苦しむのは当然だ、と考えていた。パリでは無痛分娩が流行しているが、村ではまだ普及していなかったのだ。
ローランはパリで技術を学び、村で講習会を開く。女性達は興味を持ち集まるが、男達の反応は冷ややかだ。最近出産して痛みのあまり、出産に恐怖を感じて夫を拒絶するようになったカトリーヌもこの新しい出産法が気になって仕方がない。フランシーヌは未婚の母になろうとしているが、ローランの実験台に志願する。
しかし古い考え方にとりつかれた助産婦や村の医師会はローランのやり方こそ迷信であり、自己宣伝に該当すると言って、弾劾する。それに対してフランシーヌら患者や女性達はローランの無実を証明するため、医師会の面前で無痛分娩を実行する。

 

52年にパリで無痛分娩が流行し次第に全国に普及するのだが、最初のうちはかなり反発が強かったようだ。今で言うとラマーズ法の前身みたいなものかな?
しかし生まれたばかりの赤子は柔らかいピンポン球か、ゆで卵みたいなものだな。