監督 : 大島渚
製作 : 葛井欣士郎 / 山口卓治
脚本 : 田村孟 / 佐々木守 / 大島渚
撮影 : 成島東一郎
音楽 : 武満徹
 

配役:
河原崎建三 (桜田満洲男、主人公、高校野球部のエースで京大卒)
賀来敦子 (桜田律子、満州男が愛する「親戚」の娘)△
佐藤慶 (桜田一臣、満州男の祖父で内務官僚)
中村敦夫 (立花輝道、主人公の兄貴分)
乙羽信子 (桜田しづ、祖母)
小山明子 (桜田節子、満州男の初恋のひと、父の恋人であり、祖父の愛人でもあった)▲
小松方正 (桜田勇、叔父)
渡辺文雄 (桜田進、中国共産党に捕まっていた叔父)
三戸部スエ (桜田ちよ)
戸浦六宏 (桜田守、叔父)
原知佐子 (勇の花嫁)

 

70年安保の頃の映画。
シュールでありながら、日本土着感が漂う武満徹の音楽は素晴らしい。

 

満州から引き上げてきた満州男は、旧内閣官僚の祖父に育てられ高校へ進む。
満州男の回りには同じ年頃の輝道、律子、忠がいた。
また美しい伯母節子もいた。
甲子園大会のマウンドに満州男が上った日、母は亡くなった。
家に帰った満洲夫はその夜、節子が祖父に慰み者になり、続いて輝道と交わるのを見てしまう。
京大に入り、四年後のある日勇の結婚式に呼ばれる。
その夜輝道は律子を抱き、節子は謎の自殺を遂げる。
満州男が(結婚相手に直前に逃げられながら)結婚式を挙げた日、警官になっていた忠が交通事故で死に、輝道は家を出て行った。
満州男が嫁を取ったら、輝道は桜田家から出るという約束が出来だったのだ。
そしてまた10年が過ぎ、祖父が亡くなる。
しかしそこへ「テルミチシス」の電報が届く。
 


 

うーん昔の偉い人は、片っ端からお手伝いさんに手をつけてたので、
戸籍は別でも血族としては兄妹だらけ。
満州男はその恐怖に耐えられず、律子と一線を越えることができない。
しかし輝道と律子は禁断の世界に足を踏み入れる。
 

この映画は大島渚の戦後の総括だそうだ。
右翼も左翼も親父の前では、にっちもさっちもいかない時代が続いた。
当時、70年安保、赤軍派、三島事件と続いたが、頑固親父にはかなわなかったわけだ。
家父長国家体制が戦後25年生き続けてきた。
しかし現在、戦後59年経って、俺のじいさんもとうとうぼけてしまった。
若いときは、相当にやり手だった人で、勲章もいくつかもらっている。
そんな明治生まれが滅んで、ついに新しい時代が来るのだろうか?

儀式 1971 ATG

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