2004年01月27日(火)
No.124
監督 : Michael Powell / Emeric Pressburger
製作 : Michael Powell / Emeric Pressburger
原作 : Jacques Offenbach
脚本 : Emeric Pressburger
脚色 : Michael Powell
撮影 : Christopher Challis
指揮 : Thomas Beecham
音楽演奏 : The Royal Philharmonic Orchestra
美術 : Arthur Lawson
セット : Hein Heckroth

 

配役
Robert Rounseville (Hoffmann)
Pamela Brown (Nicklaus)
Monica Sinclair (Song Nicklaus)
Robert Helpmann (Lindorf)
Moira Shearer (Stella)
Ludmilla Tcherina (Giulietta)
Ann Ayars(Antonia)

 

 

マイケル・パウエルとエメリッヒ・プレスバーガーの作品(他に「黒水仙」「赤い靴」など)。全編を歌でつづるオペラ映画だ。
赤い靴に出演したバレエダンサーをこの映画でも多数起用しており、オペラ歌手の吹き替えを多用している。ホフマンとアントニアだけが本職のオペラ歌手(共にアメリカ人)である。原作のオッフェンバッハのものより、一時間近く短縮されている。
どうもこのオペラは苦手だ。1人の女が3つの顔を持つならわかるが、それを三人の女性に演じさせるのは無理がある。オランピア(オペラならナタリー・デッセーのようなコロラトゥーラソプラノの担当)だけ共感を抱くが、他の二人は全く興味すら沸かぬ。
映画でもモイラだけは良いが、他の二人は記憶に残らない。そのモイラも「赤い靴」の頃と比較すると、線は細くなってるが動きは重くなった気がする。その間に結婚したらしいが、それが影響したか。「赤い靴」のときはポッチャリしていながら、バレエに切れがあって艶もあった。
映画の造りにしてもオペラ形式を取ったのは如何か?以後オペラ映画が作られるが、これだけケバイ原色系の映画はこれだけだろう。ストレイトプレイにしてもミュージカルにしても、いくらでも脚本の作り方はあったような気がする。