監督:G・W・パプスト(「パンドラの筺」「三文オペラ」)
出演:フョードル・シャリアピン(露)、ドルヴィル
原作:セルバンテス
音楽:ジャック・イベール(管弦楽組曲「寄港地」で有名)
ドンキホーテ・デ・ラマンチャはかつて裕福な地主だったが、今や全財産を騎士物語の本に変えてしまった、ぼけ老人。
いい年をして、騎士とお姫様のロマンスに身を焦がしている。
彼は召使いサンチョ・パンサを従者に引き連れ、さすらいの旅に出る。
ドンキホーテは羊の群れを巨人の群れだと思いこみ襲ったり、護送される囚人たちを解放したりと大暴れする。
領主の公爵は事情を聞いて、一計を案じた。

戦争前にこれほどの「ドンキホーテ」をフランスが作ってたとは・・・さすが映画王国だ。
シャリアピンを初めて映像で見たが、やはり当代一の歌手だ。
もっと太めの人かと思ったが、均整の取れた体格で大柄な人。
絵になる男だ。
さぞ舞台映えしたと思われる。
ロシア人だがフランス語の歌詞も難なくこなしている。
バスと言いつつ、それほど声域は低くない。
また彼が五曲歌っているのが、イベールの歌曲だ。
イベールの歌曲CDって持ってないが、これがなかなか良い。
この映画はNHKで放送されたあと、反響が大きくて、IVCからDVD化されるらしい。
クラシックファンは堪えられない作品だ。
ちなみにシャリアピンステーキはシャリアピンが生前来日し、帝国ホテルに泊まったとき、腹づつみを打った料理。
料理長の特製だったが、のちに日本中に広まった。

ドン・キホーテ 1933 フランス

Related posts:


投稿ナビゲーション


ドン・キホーテ 1933 フランス” への2件のフィードバック

  1. ドン・キホーテ(前編)        ★★★★☆

    ドン・キホーテ〈前篇1〉岩波文庫
    教科書にも出てくるスペインの作家、セルバンテスの超有名な本ですが、
    全部読んだことがある人は意外と少ないんじゃないでし…

  2. ドン・キホーテ(前編)        ★★★★☆

    ドン・キホーテ〈前篇1〉岩波文庫
    教科書にも出てくるスペインの作家、セルバンテスの超有名な本ですが、
    全部読んだことがある人は意外と少ないんじゃないでし…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA