監督は「ロボコップ」「スターシップトルーパーズ」のポール・バーホーベン。
主演はもちろんシュワちゃんだ。
ダグ(A・シュワルツネッガー)は火星への旅を夢見る労働者。
火星へのバーチャル旅行からの帰途、仲間や妻(シャロン・ストーン)が彼に襲いかかる。
ダグは自分が火星政府の諜報員で、レジスタンスに身を投じたばかりに、記憶を消され地球に幽閉されていることを知る。
火星へ飛んだダグは、レジスタンスの女(R・ティコティコ)と協力して、エージェントのリヒター(M・アイアンサイド)と戦う。
実はダグには、もう一つ秘密があった。

シュワちゃん映画にするなら、もう少し大味の作品の方が良かった。
僕は「ターミネーター」でさえ、シュワちゃんの魅力を100%掴んでるとは思っていない。
90年当時はまだシュワちゃんも作品を選り好みしないころだから仕方がないが、この原作なら、SFXやアクションを控えめにして、人間中心に描いても面白い映画だと思う。
監督がそもそも、違うなあ。
少し悪趣味な、この監督には、ぜひ仮面ライダーや人造人間キカイダー、ロボット刑事Kの演出をお願いしたい。
シャロン・ストーンは、バーホーベン監督には好かれ、この映画の二年後、同監督の「氷の微笑」で見事トップスターの座に上り詰めた。
演技は食い足りないところもあるが、スタイルと存在感だけは一流だ。

トータルリコール (Total Recall, 1990, USA)

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