サンディエゴの海軍航空隊基地を舞台に、世界最高のパイロットを養成するエリート学校「トップガン」の訓練生たちの姿を描く。製作はドン・シンプソンジュリー・ブラッカイマー。監督はトニー・スコット。脚本はジム・キャッシュ、ジャック・エップス・ジュニア、撮影はジェフリー・キンボール、音楽はハロルド・フォルターメイヤーが担当。
主演はトム・クルーズ、共演はケリー・マクギリス、ヴァル・キルマー、アンソニー・エドワーズ

あらすじ

インド洋で最新式ミグ28に遭遇したF14トムキャットのパイロットであるマーヴェリックはレーダー迎撃士官(RIO)の相棒グースと一緒に「トップガン」と言われる選りすぐりのエリートを育成するカリフォルニア州ミラマー海軍航空隊基地にある研修所に配属された。
彼らの教官は、“ヴァイパー”ことマドカフ中佐だ。席次一位を競うライバルであるアイスマンとRIOスライダーのコンビも現れた。

歓迎会の夜、士官クラブでマーヴェリックはブロンド美人に振られた。彼女はチャーリーと言う教官だった。
実戦訓練が始まり、マーヴェリックとグースの天才的なコンビネーションが披露されたが、アイスマンからはスタンド・プレーだと非難される。マーヴェリックはチャーリーから誘われ自宅を訪れたが、目的が遭遇したミグの話だった。
再びマーヴェリックは信じられない飛行をする。ヴァイパーやチャーリーからあんな乗り方は教科書に書いてないと言って同期の前で怒られる。
しかしチャーリーはマーヴェリックと二人きりになってから、さっきは他の生徒の手前だから叱ったけれども、あなたは天才よと賞賛し、愛を告白した。二人は蟠りを捨てて愛し合った。グースの家族も合流して、幸せないっときを過ごした。

ところがマーヴェリック組が錐揉みに巻き込まれて墜落事故を起こし後部座席のグースが死んだ。マーヴェリックは激しく落ち込み、卒業前にトップガンを去ろうとする。チャーリーも新しいワシントンの職場に移っていく。マーヴェリックはヴァイパーを訪ね、同僚だった父のことを尋ねる。軍は公式に父は行方不明扱いにしていたのだ。ベトナムで父親は敵中で僚機を三機助けたがついに力尽きて、墜落して死んだ。その僚機に乗っていたのがヴァイパーだった。ヴァイパーはトップガンの残るか辞めるかは君の自由だと言った。

卒業式の日、首席はアイスマンだった。祝賀パーティの最中、マーヴェリックも現れるが、突如トップガンに出動命令が下る。米国の情報収集船がエンジンの暴走で敵領海に入り込んでしまったのだ。「トップガン」たちはインド洋上へ向かった。実戦経験の少ないウルフマン機は落とされ、アイスマン機は孤立してしまう。ミグ28と戦ったことのあるマーヴェリック機はミグを次々と撃ち落とし、遂にアイスマン機を助けた。帰還し歓声で迎えられたマーヴェリックはアイスマンと抱き合った。数日後、ミラマー基地に教官として赴任したマーヴェリックを、ワシントンを辞めて元の職場に戻ることを選んだチャーリーが待っていた。

雑感

トム・クルーズがブレークした航空映画。
彼はヒール付きのシューズを履かなかったのか、ライバル役のヴァル・キルマーに見下ろされていた。この後シークレット・シューズを履いて身長を合わせるようになったが、若い頃はそんな権限も与えられていなかったんだろう。
クラスのチビがデカイ奴に成績で負けたが、喧嘩で負けそうなところを助けて一躍ヒーローになる話になっている。

グースの妻役で脇役時代のメグ・ライアンが登場する。未亡人になる役だから、やりがいはあったと思う。

ケリー・マクギリスはこの作品の後、ジョディー・フォスター主演の「告発の行方」の検事役で再び注目を浴びる。その後は映画界から次第に遠ざかったようだ。

なおミグ28と言う機は当時存在しない架空の敵戦闘機だ。

キャスト

トム・クルーズ:マーヴェリック
ケリー・マクギリス:教官チャーリー
ヴァル・キルマー:ライバルのアイスマン
アンソニー・エドワーズ:レーダー迎撃士官グース
トム・スケリット:ヴァイパー教官
マイケル・アイアンサイド:ジェスター
ジョン・ストックウェル:クーガー
バリー・タブ:ウルフマン
リック・ロッソヴィッチ:アイスマンのRIOスライダー
メグ・ライアン:グースの妻キャロル
ウィップ・ヒューブレイ:ハリウッド

スタッフ

製作ドン・シンプソン、ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮ビル・バダラート
監督トニー・スコット
脚本ジム・キャッシュ、ジャック・エップス・ジュニア
撮影ジェフリー・キンボール
音楽ハロルド・ファルターメイヤー

 

 

 

トップガン Top Gun 1986 ドン・シンプソン=ジェリー・ブラッカイマー製作 パラマウント配給

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