フェアホーフェン監督(ロボコップ)の、オマヌケSFX映画(ジュラシックパークのスタッフを起用)。「マーズアタック」と比較すると、人間の殺され方は見ていて、気持ちよいが、敵の宇宙人のスタイルは、マーズアタック以上にかなり間抜け。それもその筈、最近流行のエイリアンスタイルでなく、古典的な巨大な虫の形をしているのだ。カマキリやコガネムシのお化けに人間が串刺しにされたり、まっぷたつにされたりして、楽しいこと、このうえない。全日空エコノミークラスでは、決して上映してもらえない映画だ。

カマキリ星から放たれた小惑星がブエノスアイレスを全滅に陥れた。地球連邦は早速、反撃に移る。カマキリ星への上陸作戦を試みるが、敵は想像以上に強力で壊滅する。主人公ジョニー・リコは女の子にもてたいばかりに軍に入ったのだが、多くの戦友を失い、軍人として一段と成長する。
やがて、先遣隊からSOSが。救助に向かうリコの隊だが、それは敵の謀略だった。再び大きな損害を受け、命辛々、退却したが、リコはかつての恋人のパイロット・カルメン(D・リチャーズ)と再会する。やがて、地球軍は敵の本拠に関して重要な情報を得て、ついに突入作戦を決行する。カルメンは敵の攻撃を受け捕縛されてしまう。リコは軍の命令に背き、カルメンを救助に向かうのだった、、、

最初の内は、地球側も自分たちが侵略者だということで遠慮気味だったが、戦争になった途端に、そんなことも忘れて、ただひたすら殺せ殺せ、とくにわざわざ出張して敵地での戦いだけに、やりたい放題だ。その辺が「マーズアタック」とは逆になっている。どっちにしろ反戦性のかけらも無さそうだ(笑)戦争とはこんなものだという、中立的なリアリズムを描いているのかもしれないが、シュリ同様に結局、戦意高揚に利用されることだろう。

主演級は、ほとんどテレビ俳優だ。有名どころは隊長役の名脇役マイケル・アイアンサイドぐらいのもの。あまり人にはお金を掛けていない。ただし、カルメン役のデニス・リチャーズだけは出世した。もともとメルローズプレイスのレギュラーだったし、その後もボンドガールに抜擢されている。顔はキャロライン洋子型の、はっきりくっきり顔だ。今回は、ちょっと気ままな役どころだが、前から好きなタイプ{^。^`;