監督 Christian Jaque
原案 Marie Ange Anies
Jean Nemours
脚色 Guy Casaril
Clement Biddle Wood
Daniel Boulanger
撮影 Henri Persin
音楽 Francis Lai ☆
出演:
Brigitte Bardot (Louise)
Claudia Cardinale (Maria Sarrazin)
Michael J. Pollard (Marshall)
Patty Sheppard (Petite Pluie)
CC vs BB ラテン美女二人の対決作品だ。
原題は「気性の激しい女たち」という意味で、元はParis Commune での女放火魔を指す。
それに劇中で重要な意味を持つ、石油も引っかけている。
(英題は”Petroleum Girls”, 邦題は「華麗なる対決」)
1971年、フランス、イタリア、スペイン合作だ。
コミカルな西部劇映画だが、言語はフランス語、スタッフもフランス人である。
マカロニ・ウェスタンのフランス版パロディーだろう。
☆
1880年頃、アメリカはニューメキシコあたりの話。
マリアは、四人の弟を育てる町のお転婆娘。
ルイーズは四人の妹たちを従える強盗団の親分。
マリアは無人牧場に石油が出ることを察知するが、一足先にルイーズが石油のことを知らずに牧場を買い取っていた。
マリアは三倍の値で買い戻そうとするが、ルイーズは裏があると感ずる。
そしてマリアの弟たちを誘拐して、その秘密を知ってしまったから、さあ大変。
アリアとルイーズはとっくみあいの大げんかを始める。
☆
他愛もない映画だが、お色気シーン満載だ(笑)
クラウディア・カルディナーレはスタイル抜群だし、バルドーの妹四人組も美しい。
見所はそれだけだが、それでお腹いっぱいだ[E:spa]
実質的な主役はイタリア人のクラウディア・カルディナーレ だ。
東映時代劇でいえば、クラウディア は大石内蔵助で、バルドー は俵星玄蕃だ。
なのにフランス人のプライドのせいか、バルドー の方がタイトル・クレジットで先に名前が上がる。
「俺たちに明日はない」や「脱走山脈」で好演した、
マイケル・ポラード が冴えない保安官役で出演している。
永遠のセルマ・リッター
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