メイン州デリーの街で、30年前に子供の連続誘拐殺人事件が多発する。
ビルやベンら、いじめられっ子7人からなる負け犬クラブの面々は、
それに対してイットはヘンリーたちリーゼントに決めた悪ガキを抱き込むことで有利に
そしてまたイットが現れたときはまた集まることを約束して負け犬クラブは解散する。
それから30年経って、子供の連続誘拐殺人事件が再び連発しはじめる。
デリーの街に一人だけ残ったマイクは今は亡きジョージーの写真を拾ったことから、今はそれぞれに街を出て立派になった負け犬クラブ全員に集合をかける。
勇んでやって来たもの、
それからも不可思議な事件が起き、
いよいよ一行は地下水路へ行き、イットと対面する。
なんとも言えない作品。個人的には怖くなかった。
でも前もって敵の正体がクリーチャー(怪獣)だとわかっていたら、
おそらくトワイライトゾーン辺りに会った話をヒントに映画「スタンド・バイ・ミー」を足して割ったか。
日本人には本来慣れているお話なのだが、
元来、アメリカのABCテレビ放送だが、ビデオ映像は鑑賞上問題ない。(日本でも初めはテレビ東京が一日編集版を放送し、次にNHKが2日に分けて放映している)
今度見る時はウルトラQの北米版だと思って見ると幾分面白くなる。
なおピエロ姿の男が実は町を恐れさせた殺人鬼ジョン・ゲイシーだったという実話がこの原作のベースになっている。
スタッフ
監督 トミー・リー・ウォーレス
原作 スティーブン・キング
脚本 トミー・リー・ウォーレス, ローレンス・D・コーエン
音楽 リチャード・ベリス
撮影 リチャード・レイターマン
キャスト
ペニーワイズ: ティム・カリー
ビル リチャード・トーマス
ベン ジョン・リッター
ベバリー アネット・オトゥール
スタンリー リチャード・メイサー
マイク ティム・リイド
リッチー ハリー・アンダーソン
エディ デニス・クリストファー
ヘンリー マイケル・コール