夏休みの間は馬券を買うまいと思ったが、凱旋門賞前哨戦でこれだけ強い馬が揃っては我慢が利かない。
狙ったのは凱旋門賞組でなく、好調な古川騎手鞍上のラヴイズブーシェ。前走函館記念で完勝したが、あの3角まくりが忘れられない。
そこでラヴイズブーシェから対抗ゴールドシップは仕方ないとして、ハープスター、トウケイヘイロー、ロゴタイプを斬って、人気薄に流す。エアソミュールはもちろんスーパームーンも面白い。
見捨てられた大穴トウカイパラダイスも洋芝が全くダメでなく、はまれば一発も。
トウケイヘイロー(四位)が1000m58秒台の無謀な逃げ。次走は武豊に手が戻るだろう。
ロゴタイプは先行策を取り、共倒れの予感。 中団でめぼしい馬はエアソミュール。トウカイパラダイスはこのペースでは要らないだろう。
後方はホエールキャプチャ、ラヴイズブーシェの後をハープスターが折り合って、さらに今日は調教助手の予想どおり二の足が付かなかったゴールドシップが最後方から行く。
三角でハープスターが先に仕掛け、ゴルシも必死にしごいて大外をまくる。しかし、ハープスターが一旦ブレーキをかけ四角前でゴルシを待つ形になる。ゴルシは大外から襲いかかるがハープも再びアクセルが入り、直線を向いてゴルシを突き放す。ハープは余裕を持って3/4馬身差を保ったままゴールイン。
他の馬は大差を付けられる展開で早々に勝負を捨てて、三着争いをしていた。エアソミュールが中団から粘り込むかと思ったが、後方外から追い込んだ三着ホエールキャプチャに差され、四着にも内から潜り込んだラヴイズブーシェに差される。 結局、まくり追い込み競馬になってしまった。
ハープスターは小回りで如何と思われたが、父ディープインパクトより中山のジャパンカップを勝った祖父ファルブラブの旨さが出た。果たしてロンシャン競馬場にフィットするかどうかはわからないが、3歳牝馬だから斤量に不利はない。
ゴルシは万全でなかった。しかしその状態で二着に来るのだから陣営は満足。でも本番でも差しきれず二着の予感。
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