Chord からお手頃価格のポータブルDAC Mojo が発売された。
好評であり、Chord 好きの僕としては、買わないわけにはいかない。
早速、年末に情報収集して新年早々新品をアマゾンで購入した。
まず驚いたのが、掌に収まる小ささ。
スマホを対象に設計されているから、つなぐのはiPhone 6 plus, iPad Air, iPad mini, iPad Pro, Zenfone 2 Laser などの携帯タブレット機器が主だ。
今回はまず iPhone 6 plus から挑戦。
まず適当なUSB電源用コネクタと信号用コネクタが別になっている。USB電源につないでしばらく充電だ。充電中はランプが付き、充電状態を教えてくれる。点滅はまだ充電が不足している印。
iPhone との接続は、Apple純正のUSB CAM(USBメス)-Thunderbolt ケーブルに変換名人(USBオス-マイクロUSBオス)を継ぎ足したものにした。
ポータブルと歌われているが、音質重視であり外に持ち出すつもりはない。
もし外に持ち出す場合は、Mojo本体がかなり暖かくなることに注意すべきである。
夏場は肌に触れるところよりカバンの中に入れる方が無難だろう。
音量のコントロールはMojo側で行うことが多いだろう。その場合、最初から大きな音がするので耳に注意されたい。
それで肝心の音質だけど、あえてハイレゾでなくApple Musicで試してみた。
イヤホンはWestone W60 だ。単に通さない場合の音はある程度素晴らしい。
ただやはりiPhoneの限界がすぐ見えてくる。
Mojoを通すと、音が決してクリアになるわけではないが、音場感が広がるという感じでゴージャスな音ね。個人的にはやはり好みの音。
しかしそれほど力強さを感じないのは、上位機種との差かな。
オーディオマニアには「買い」だ。5つ星のうち、4つ星を差し上げる。一つマイナスしたのは、本体の温度が充電時から高いこと。もちろん触れないほどではない。でも夏は熱いな。
マニアでない人にはWestone級の出費でさえ清水の舞台から飛び降りる気持ちにならなければ不可能だからポタアン購入はとくにおすすめしない。
それからUltrasoneヘッドホン(S-logic)マニアの人にもオススメしない。
あれは音を作っているから、効果が相殺してしまう。