日本語ブームの火付け役・齋藤孝先生のベストセラーが、CD付きで出ていた。
もとの本は小学生に音読させることが目的だった。
こちらは大人向けになっている。
のっけから「弁天小僧菊の助」だ。
お腹から声を出している。
詩や漢詩もある。
お経もいい。
古文や俳句、和歌もある。
明治時代の文豪の小説もある。
日本語って良いなあと思う。
昨今英語が日本に溢れている。
その弊害として、日本語から生来のリズム感が奪われた。
まず大人が正しい日本語を喋り、それを子供が真似する社会を作らなければ、日本語はいつの間にか香港みたいになってしまう。
最近、落語の「ジュゲム」が子供たちに人気だ。
これも齋藤先生が一枚噛んでいるそうだ。
ライブドアから再掲示。

斎藤先生はいまやベストセラー連発の人気教授だ。
その著書は、もう飽きた。
結局、最初のこの一冊に彼の言いたいことは尽きている。

CD 声に出して読みたい日本語 齋藤孝 草思社

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