短波放送の場合は、ラジオ(受信機)と並んで、アンテナがポイント。
感度がもっとも大切なのだ。
雑音でもいいから、何か音が聞こえなきゃ仕方がない。
次に大切なのが、ノイズキャンセリングだ。
雑音から信号を救い出すのだ。
昔はBand Width(ワイド/ナロー中間周波フィルタ)やトーンコントロール(ソニーのNews/Musicもそうかな?)を使ったテクニックが主体だった。
現代はDSP(デジタル信号処理)が主流だ。
昔より雑音がずいぶんカットされる。
ソニーにはとくにDSPを掛けていると言う話がないので、勝負時にはBoseのヘッドホンQuietComfort3を使っている。
この技術は、ソニーのノイズキャンセリングヘッドホンより凄い。
買う前は、てっきり信号を直接フィルタリングするものだとばかり思っていた。
しかしLINEを繋がなくても、ヘッドホンを単に頭にかぶるだけで、雑音をある程度消してしまう。
これをラジオのHEAD PHONE端子に繋ぐ場合は、同期検波もNEWSスイッチも切って、音をこもらせないようにした方がいい。
ただし、長時間続けると多少血圧が上がる。
これで、現代風BCL(低周波フィルタを使うBCL)を楽しんでいる。
ソニーのラジオICF-SW7600GRでは、さらに「同期検波」技術が優秀。
また、感度調整用のアッテネータも付いている。
中波だと、ラジオだけでも感度は十分である。
アンテナは感度ではなく、指向性目的になる。
だから屋外の固定アンテナより、窓際のループアンテナの方が有効だ。
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