今シーズンのNHK連続テレビ小説「花子とアン」
原作は赤毛のアンを日本で最初に翻訳した村岡(旧姓安中)花子の伝記だ。
実際は中園ミホがかなり脚色している。
今日で子役時代のはな(山田望叶)編はおしまい。
はじめはみんな実話かと思っていた。
はなが病の床で7,8歳のときに詠んだと言われる辞世の句
まだまだと
おもひすごしおるうちに
はや しのみちへ
むかふものなり
を除いて、ほとんどは「赤毛のアン」からの脚色だった。
しかし、そうとわかっていても面白かった。
まず子役の山田望叶は芦田愛菜や鈴木理央(八重の桜)、本田望結(家政婦のミタ)ほどの演技力は感じさせないが、演技に花があった。
夢見る夢子のアン・シャーリーにぴったりのキャラだった。
また輝きを失わないうちにどこかで会いたいものだ。
つぎにブラックバーン校長役のトーディー・クラークが目と口調でしか演技をしていないのだが、存在感が半端ないのだ。
聞けば、日本とアメリカを股に掛けて女優、ナレーターや演技指導をやっているという。
Youtubeにも投稿しているため、NHKの目にとまったのだろう。
Tordy Clark SANYO XACTI CONTEST
はなが成長しても、女学校の校長に留まっているから、また名物シーン
GO TO BED!!!
が見られるだろう。
最後の一人は、寮の嫌みな先輩白鳥かおるこ役を演ずるはりせんぼん近藤春菜。
彼女はどんな男の許へ嫁いだのか楽しみだ。
面白いドラマが少ない春シーズンだが、少なくともこの「花子とアン」はマストである。
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NHK連続テレビ小説「花子とアン」