第1位「ウマ娘プリティーダービー」(PAワークス制作)
サラブレッドの擬人化アニメ。第一週に二回分をまとめて放送するのは名作の証しだ。中盤ややだれたが、終盤に勢いを盛り返した。声優では「それが声優だ!」からずっと見守ってきた高野麻里佳の成長が嬉しい。「三ツ星カラーズ」につづいて主演が続く。
第2位「シュタインズ・ゲート ゼロ」第1クール
タイムリープに関するSFアニメ。前半13回までの採点、7年前の前期を知っている人のために第1クール中盤に大きな盛り上がり(世界戦の変動により岡部と紅莉栖の再会)を見せたが、終盤に盛り上がりに欠けた。少し構成上に問題があったようだ。
第3位「ヒナまつり」
ギャグアニメ。「ヒナまつり」は事前のリサーチでは大本命だったのだが、アニメでのギャグのパターンが出来上がってしまい、アンズの人情エピソード以外のギャグは飽きてしまった。
あとは佳作。
第4位「あまんちゅ!~あどばんす~」
高校ダイビングアニメ。7回から9回のピーター回でこけたので再浮上はないと思ったのだが、10回から12回(終)まで絶好調で再浮上した。
前期は根暗なてこがウジウジ悩むスポ根もので、面白くなかったが、てこちゃんが独り立ちした今季はいろいろと実験的な要素を採り入れ、総監督佐藤順一ここにありという所を見せた。
第5位「ひそねとまそたん」
航空自衛隊協力アニメ。総監督は昨年日本アカデミー賞受賞の樋口真嗣。第一回、二回は期待出来なかったが、フランス・ギャルのEDでオールドファンの度肝を抜き、絵瑠が入ってツンデレ要素が加わり、終盤に東宝シンデレラである福本莉子がさらに加わり恋のバトルが楽しめた。
ベストアニソン「ひそまそ」ED「恋の家路/新学期」
オリジナルを歌ったフランス・ギャルが1月になくなったばかりでファンが悲しんでいるところに、タイムリーな選曲だった。
ベストキャラクター「ウマ娘」ゴルシ(ゴールドシップ号)
このキャラクターはコメディリリーフとして大きく育てて欲しい。
2018春ベストアニメは「ウマ娘プリティーダービー」が制覇!