「けものフレンズ」がブームを起こした後を引き継いだ春季アニメは、やりにくかったと思うが、見事冬期第2位だった「リトルウィッチアカデミア」が覇権を握った。
第1位 リトルウィッチアカデミア 後期 (TRIGGER)
女子向けアニメ。昭和の香りをさせながら、CGをふんだんに使ってスピード感を演出した点が評価される。
第2位 月がきれい (feel.)
リア充の中学生が苦難を乗り越えた末に大人になって結ばれるというあり得ない話を、イケシャーシャーとやりやがった度胸に拍手w。
第3位 有頂天家族2 (PA WORKS)
森見登見彦のファンタジー小説のアニメ化第2弾。なかなか第2弾は成功しないが、この作品は期待に見事に応えた。第3弾(最終章)も作られる予定。
以下、佳作である。
第4位 フレームアームズ・ガール (ZEXCS/Studio A-CAT)
「武装神姫」のようなプラモデル・アニメ。コトブキヤの一社提供で見事なCGアニメを作った。
第5位 夏目友人帳 陸 (朱夏)
人気妖怪人情シリーズの第6弾。
第6位 正解するカド (東映アニメ)
はじめは朝アニメの帝王東映が深夜アニメに殴り込みを掛けてきて、凄いものが見られそうだったが、最後は超展開w。
選外は第7位「冴えない彼女の育てかた♭」(A-1)、第8位「エロマンガ先生」(A-1)、第9位「サクラクエスト」前期 (PA WORKS)、第10位「サクラダリセット」前期 (david production)と続く。
各賞は次の通り。
ベストアニソン賞 「Tiny Tiny」 歌唱 村川梨衣 (「フレームアームズ・ガール」主題歌)
ベストキャラクター 山田エルフ (「エロマンガ先生」CV高橋未奈美)
最優秀監督賞 吉成曜 (「リトルウィッチアカデミア」)
以上。