さらに10年前の回顧を続ける。
桜花賞 穴馬分析
【優先出走馬】
フミノパラダイス
りんどう賞の好時計勝ち、道悪のアネモネも先行差返し、素質は相当高い。
ローテ的に二走ボケが恐い。
血統的には重巧者一族。
タニノマウナケア
前々走と前走を比較すると、時計のかかるハイペースで力を発揮するタイプ。
前走で抑える競馬を憶えたとすると、オグリローマンのように大化けも???
但し、前走仕上がっていたような気もする。
ヤマニンザナドゥ
前走トライアルでは、イン差しの予行演習できっちり、出走権を取った。
距離伸びて良くなるタイプ。
ここで好走してオークスの出走権を取れば、左回り大好きのヤマニン軍団だけに面白い。
【賞金順で出走権を獲得している馬】
このクラスは基本的にスプリント戦で勝ち上がったので、ユキノビジンのようなタイプを除いて、本番につながりにくい。
エイシンアーバン (ききょうS) 休み明けで馬体減。馬体復帰が鍵。
スプリングダイアナ (すずらん賞) 14戦目。スローの中距離でしか良績がない。
タヤスナミムラ (菜の花S) 15戦目。前走調子落ち。
超ハイペースで勝っているが、上りはかかるタイプ。
プロモーション (クイーンC2着)前走クイーンCは先行差返しで根性のある所を見せる。
出遅れで出世も遅れたが、決め手勝負になれば、怖い一頭。
しかし、問題点はいくつもある。
内枠に入ると必ず出遅れる癖。
大型馬であり絞れるかどうか。
熱発明けのローテーションも不安。
何より、昨年のイブキパーシブと似たローテのため、穴人気になるかもしれない。

ワンダーステラ
(紅梅賞) 逃げ一手。ミニスカートと競る形。
息が入るか。母は差馬だったのですが。
【抽選対象の二勝馬】
アンダンテ ダートのスプリンタ
グランシェール (トライアル4着) ビューティフルドリーマー系、祖母の全妹がビクトリアクラウン。
思い切って抑える競馬をやってほしい。
兄ファイブテイオーは府中へ行くたびに走っていたので、他人と思えず、大穴として抑えておきたい。
スロクエリタージュ これもダート千二でしか勝っていない。
ダイイチシガー (白菊、クイーンC三着) 華麗なる一族。パンパン馬場のマイルで二勝。
遅生まれだけに、すごい素質馬。
秋の方がいいと思うが、人気が下がれば、意外な変わり身もあるかもしれない。
但し、調教は坂路でじっくりと本数をこなしている。陣営も秋が目標か???
ホーネットピアス (フラワー三着) SSにダイナシュート。
良の芝でまだ走っていない点に注目。
ミニスカート (アネモネ五着) 行くっきゃないタイプ。ペースの鍵を握る。
レディブライティア (うぐいす) うぐいす賞を好位から快勝で、期待されたトライアルだったが、惨敗。直線包まれる不利とのこと。瞬発力に欠けると言うことだろう。
穴馬の中で軸になるようなタイプは、見当たらない。
良ならばイン差しタイプを重視する。
先行馬はキョウエイマーチにつぶされるだろう。
しかし、重ならば先行馬を重視したい。

はじめは、そこそこの予想をしていたのだ。

1997桜花賞回顧4

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