当日それまでの芝レースは、速いが前が止まらない流れ。しかしG1本番になると追い込み競馬になることも多い。
人気のミッキーアイルは先行争いに巻き込まれ、ビッグアーサーは出遅れてダメだと思っていた。
したがってアルビアーノ、ウリウリ、サトノルパンのボックスで勝負。
ところがどっこいハイペースの中、松山ミッキーアイルは3番手に抑えて、福永ビッグアーサーは4番手の中に出して揉まれない形。
レースはそのままゴール前まで進み中京で好時計勝ちがあるビッグアーサーが外から抜け出し、堂々の初重賞初G1制覇。
ミッキーアイルは直線一度は先頭に立つが、最後は二着まで。
離れた三着はいつもよりスタートが悪かったルメールのアルビアーノ。
サトノルパンは直線内から一度は先頭を伺ったが、所詮時計が速すぎた。結局他馬を邪魔し自分から最下位に下がる。
高速馬場ながら外が伸びる馬場だった。しかし外枠馬が井伊ポジションを取り切るには至らないので、結局4-6-8で決着が付いた。
ビッグアーサーの本領は力のかかる中山でどれだけのパフォーマンスが出来るかにかかっている。
福永はリアルスティールの鞍上を追われがっくりきているかと思ったのだが、好スタートを決め、大名マークで勝ってしまった。
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