昭和29年の作。
にわか雨に、サラリーマンと娼婦との儚い関係を描いている。
この作品で吉行淳之介は、芥川賞を受賞している。
この年に三島由紀夫は「潮騒」を書いている。
吉行は三島より読みやすい。
晩年のエロさもない。
朗読は渡辺謙。
「ラストサムライ」以前は、いろいろな仕事をしていた。
彼は、大してうまくない。
主人公のイメージが、「今の」サラリーマンなのだ。
昭和29年に赤線・青線に通ってきた若い男が、そう言うタイプだったろうか?
原作:

驟雨 吉行淳之介 新潮CD

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驟雨 吉行淳之介 新潮CD” への1件のフィードバック

  1. 渡辺謙は朗読は下手でも演技はうまいです。「明日の記憶」の演技は感心しました

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