資産家のステファニー・ケンドリックの死体が、自宅のバルコニーの下で見つかる。
彼女は死の直前、エラリー・クイーンの小説を読み、その主人公と全く同じ行動をとっていた。
大物女優二人(アン・フランシスとスーザン・ストラスバーグ)の顔合わせだ。
ドン・アメチーも戦前からの大物俳優であり、怪しい。
結果はみんなの考えている通り、もっとも大物が犯人だった。
第二作(パイロット版を入れると第三作)にしてラジオ俳優サイモン・ブリマー役でジョン・ヒラーマン(「チャイナタウン」)が初登場する。
エラリーのライバル役だ。
彼がいる方がアメリカ人には楽しめるのだろう。
僕はライバル役は父親がやればいいのだから、わざわざ別に作る必要はないと思った。
脚本 ロバート・ピロシュ
ゲスト
マーシュ博士 ドン・アメチー (「三銃士」「コクーン1・2」)
チャンドラー看護婦 アン・フランシス (「禁断の惑星」)
被害者の義娘キャシー・ケンドリック スーザン・ストラスバーグ (「女優志願」「ピクニック」「マニトウ」、アクターズスタジオ主宰者リー・ストラスバーグのお嬢様)
被害者ステファニー アイダ・ルピノ(刑事コロンボ「白鳥の歌」)
被害者の夫ジョナサン クレイグ・スティーブンス
レギュラー
エラリー ジム・ハットン
リチャード デビッド・ウェイン
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